世界農業遺産!武蔵野の落ち葉堆肥農法で知られる
三富落ち葉野菜研究グループ が開催する
「えだまめの種まき」にに参加してきました。
5月19日(日)三芳町上富、いも街道にある早川農園
#世界農業遺産
#武蔵野の落ち葉堆肥農法 ってどういうもの?
江戸の人口爆発により起きた食料不足。
江戸に食料を供給するために川越藩によって行われた大開拓が、武蔵野の新田開発。
関東一円から一家で移住し、まずやったのは広葉樹の苗を植えることでした。
農地の開拓に木を植えるってどーゆーこと?
はい、江戸時代、武蔵野の台地は、富士山の火山灰土に覆われ、ススキしか生えない荒れ野でした。
川も水もない、土も良くないため、水田はできない。畑にするには土壌改良から始めないといけない。
というわけで、
落ち葉堆肥となるクヌギやコナラの植林から始めたのです。
グループに、世界農業遺産の歴史と伝統に感銘して、ボランティアに参加しているという
農家とは別の三芳町の方もメンバーにいて、ジアスについてわかりやすく説明してくれたのがよかった。
「わたしたちの現在地は、土地を3つの役割に区分、カブトムシの幼虫が集まる」とか。
左はまだ落ち葉の形が残っているが、右の山は土のようになっている。
個々の農園によって違うが、こちらでは、米ぬかなど発酵の時のエサとなるものを投入しないので、
堆肥までに時間がかかる、1年~2年かかる。
こんなに広い空が埼玉にあるなんて。
畑の向こうは平地林。
農家の地割は短冊状に、「屋敷林、畑、平地林(ヤマ)」が並び1軒ごとに循環が成立します。
いまでいうパーマカルチャーですね。
屋敷の周りには竹林など生活道具になる木を植えて、その次に畑、いちばん奥に「ヤマ」と呼ばれる広葉樹の林をつくり、間伐材は薪や炭のエネルギーに、冬に落ち葉を集めては堆肥にして畑へ戻す、これ何代も繰り返すことで川越イモのような名産が生まれる土壌を作ったのです。
こういうのを持続可能な開発と呼びます。
2023年、武蔵野の落ち葉堆肥農法は世界農業遺産に認定。
さて、
そうした農法を今に伝える「三富落ち葉野菜研究グループ」では毎冬、
落ち葉はきボランティアの受け入れをしていますが、
夏のイベントとして、枝豆の種まきがありました。
このあたり、JAいるま野の枝豆は「いるまめ」と呼ばれ、東京にも出回ります。
ちなみに、枝豆の畑は、落ち葉堆肥は要らないそう。
ご存知、マメ科の植物は窒素を固定するため、肥料はいらないんですね。
種まきと収穫の2回セットというのがよい。
無垢の木の看板も嬉しい♪
オリジナルの名前を自分で書く。
わ・た・し・の・え・だ・ま・め感が増すよね~~。
自分でまいた種が成長する。
ただ味覚としておいしいだけじゃなく、
感動と喜びがありますよね。
品種は味風花。
収獲は7月!とれたての枝豆、たのしみだなーーー。
からの~~
人気pizzaイタリアン!農家レストラン「伊左衛門」で
pizzaいただいて、
イングリッシュガーデンで満開のバラ園を散策を堪能しましたー。
#IZAEMON
#GIAHS
#agroecologia
#growyourown
#growyourownfood
#6月は食育月間!
#食育はたべもの作ることから
#つくるところから始めればだいたいぜんぶ解決
ベジアナあゆみ