あけましておめでとうございます。

一年の計は元旦にあり。という言葉、改めて調べると、

 

一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり。

 

という対になっているのが、元の言葉なのだそう。

しかも元旦は「元日の朝」のことだからだから午後ではだめなのだけど、ともかく

やはり、1月1日に、最初のブログを書いておこう。

 

2024年の幕開けだー!

 

今年はどんな年にしたいですか?

 

わたしは「行動」「アクション」を掲げたい。

やはり考えるより、動け!だ。

 

どうも頭でっかちなところがあり、行動を先延ばしにするくせがあったけれど、

ちゃんとしている人は、ともかく行動が早い。

そういう人を何人も知っている。

真似すればいいだけなのだ。

 

大みそかに23年の振り返りをしようと思ったのだけれど、

農園の動画の編集に時間がかかり、大掃除もしていたらブログに丁寧に向き合うことができなかった。

 

今年は後ろ向きの感情をなるべく後ろへ追いやって、まず動く。

やれること。やろう。

たぶん自分は打たれる弱い。

断られるのが怖くて踏み出せないのだ。

あるいは、希望しても、叶わなかったり、無視されるとすごく傷つく。

だから自らプレゼンしないで来た。

それでは何も変わらない。

 

与えられたことだけでやっていると、世界が狭くなる。

本当は「発信」もそうで、日々の営業活動ではなく、発信することが広報活動になる。

 

「看板を掲げると情報が集まる」という言葉がある。

わたしの好きな言葉だ。

 

看板を掲げると、お客が集まるのが、普通の考え方だ。

だけど、現実は、実際にやってくるのは、お客だけではなくて、

その方面の課題やちょっとずらしたお困りごとが集まってくるというのだ。

 

すごく理にかなっているでしょう。

そのときに、いやそれわたしの案件じゃありませんから、とはねつけていると、

結局狭い、既存の想定内のお客さんしか来ない。

自分の思ってたのとちょっと違うけど、幅を広げて顧客や依頼者の立場に立って

やってあげると、

やがてそこからビジネスが生まれたり、自分の幅が広がったりするということだ。

 

実は、この言葉を最初に知ったのは、世田谷区の保坂区長であった。

「看板を掲げると、情報が集まる」

世田谷区では、屋根ルギーとかいって、個人の屋根にソーラー発電を付ける時、

補助金が出るという制度をつくった。

311の後だ。

90万人の巨大な人口を抱える世田谷区の電力は東京電力に任せていた。

そして原発事故が起きた。

計画停電は世田谷では免れたらしいが、ともかく他人任せではだめだということになり、

少しでも自立、自衛、自給しようと言う考えが生まれた。

でも屋根のエネルギーだけでは十分ではない。

そうしたら、別の横須賀だったか、別の地域と協定を結び連携する話が生まれて、

エネルギーの自給が進んだと言う話だったか、な。

記憶があいまいになってしまったが。

 

言いたいことは、

例え小さくとも、看板を掲げる、つまり行動する、表現する(自ずと発信になる)。

世田谷区は電気の自給を目指していると発信する。

すると、ほかの地域から、うちの再生可能エネルギーと連携しませんか、という話が

舞い込んでくるという話だ。

 

あ、書きながら気づいたのは、

行動は大事だ。

同時に、このブログで自分の考えや行動を記していけばいいのだ。

それも行動なのだ。

 

なので、2024年は、Facebookから距離を置いて、ブログに立ち戻ろうと思う。

 

あと、YouTubeも。

年末に作ったYouTube。

久しぶりに農園で収穫しながら、ちょこちょこ気づいたことリポートしていたら、

いつになく自分の言いたいこと、農園やってて感じることが、

表現できたように思った。

 

わたしはその昔「道草のススメ」というコーナーをローカル局でやっていた。

そこで言いたいことは、スローライフの提案であった。

里山、農村、手づくり、地元密着、そういう価値観を大事にしたい。

 

スローライフ、あるいはイタリアで始まったスローフード運動。

ブラという小さな村ではじまったローカルを大事にする地産地消運動だ。

 

地産地消。

日本語で聞くとなぜかどこか田舎くさくてださい。

でも欧米ではむしろ、これがサステイナブル。

 

アメリカでは「FARM TO TABLE」といい、

イタリア発では、「スローフード」

これを超学際的にまとめた概念が「アグロエコロジー」だ。

農生態学と訳されるが、わたしなりに解釈すると、

アグリカルチャーとエコロジーだから、

自然の摂理に叶った食料の生産の仕組み。

大地から恵みを頂く、これを科学者は「生態系サービス」という。

里山の自然のつながりが、人間にもたらす恵み、つまりサービスだ。

 

アグロエコロジストが必ず言うのは、近代化農業への反論である。

農業は、工業ではない。

工場のように食料を生産することはできない。

一過性でやっても、長続きできなくなるから、地球にダメージを与える。

いわゆる化学肥料や外部資材の多投入ですね。

 

あ、新年早々難しい話になってしまった。

1日と言えば映画の日ー!

それでは今から「飛んで埼玉2」を見に、渋谷へいってきまーす。

明日また感想書くね。

 

 

みなさま、書き初めはなさいましたか?

 

考えるより先に、書く。

 

書くと考えがまとまってくる。

あると思います。

褒められて嬉しかった事

あ、お題に則して書こうと思っていたのだ。

 

新年早々やったこと。

 

みんな褒められたいじゃない。

みんな挨拶を相手からしてきてもらいたいじゃない。

だから、

こちらからすることに決めたのだ。

そっちから挨拶してこいよ、と思う相手にこそ、こっちからする。

 

どうです、この新年のお約束。

がんばりまーーーす。

 

今日一日を自らの力で、良い方向に向かわせましょうね。

 

 

写真は、去年の仕事のほんの一部。

日本農業新聞のコラム、

世界農業遺産の取材、

援農、

労働力支援、

都市農業、

草生栽培、

アグロエコロジー

コミュニティ、

CSA、

助け合い、

協同、

ウェルビーイング

地域の知恵、

農文化

持続可能

土地利用

 

これは1年前、22年の1月1日の新聞コラム

 

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琵琶湖システム

魚のゆりかご

 

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静岡 川根本町のお茶のテラス

 

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5月4日の本木・上堰の堰さらい

 

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落ち葉堆肥

三芳町

 

 

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アグロエコロジー実践者 フルーツグロアー澤登

澤登早苗先生

峡東地域のぶどう栽培

 

練馬区では都市農業フェスティバル

 

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宮崎・椎葉村の焼き畑農業

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埼玉、三芳町 援農ボランティアとBBQ 大丸有SDGsACT5

 

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JA世田谷目黒では、野菜作りの仲間を募集中

ベジアナのときめき畑

 

 

2024年、よろしくね。

 

ここまで書いたら、地震。

 

NHKで能登の大津波警報、尋常じゃないテンションのアナウンス。

 

能登、石川の皆さま、地震、津波お見舞い申し上げます。

 

 

ベジアナ・アグロエコロジスト あゆみ