アグロエコロジーの本が出ました!
未来の地球のために、農業と食べ方を問う!
「アグロエコロジー」の教科書、初の邦訳。
アグロエコロジー(農生態学)は、飢餓や環境破壊を引き起こす大規模・集約的な農業のあり方を根本的に変えるために生まれた新しい「科学」であり、原著は欧米の大学を中心に広く読まれている。
アグロエコロジーは、自然の力を高める有機農業や自然農法を広げる「実践」の役割をもつ。
また、環境や農業の分野に留まらず、経済・社会・文化の多様性を目指し、
既存の価値観を転換する「社会運動」の営みでもある。
農業の近代化による工業的農業は、環境への負荷が大きいことが明らかになりつつある。
21 世紀のあるべき農業の姿として、
世界銀行や国連機関、EU などでは、小規模・家族農業によるアグロエコロジーを推奨している。
欧米では持続可能な農業に向けて政策転換がなされた。
日本でも「みどりの食料システム戦略」が策定されたが、
これらの議論は農業生産技術を中心としたものが多く、
フードシステム全体の持続性について言及することが少ない。
そこで、
今なぜアグロエコロジーが必要なのか
出版を記念して【オンライン公開セミナー】開催
12/12(火)16時~ 農文協
『アグロエコロジー 持続可能なフードシステムの生態学』
持続可能なフードシステムへの移行に際し、生産だけでなく加工・流通・消費までの流れを
総合的に考えることがなぜ必要なのか、
本セミナーでは、アグロエコロジーとは何か、なぜ今、必要なのか、科学・実践・社会運動の側面から
著者の声とともに、研究・実践者の具体的な事例を通して考えたい。
カリフォルニア大学の村本穣司先生、澤登 早苗先生はじめ翻訳に関わった方達が実践と実例を交えてお話されます。
オンラインはなんと無料ー
これは必聴!聞かなければ!!
わたしも司会でお手伝い。
12/12(火)農文協にて
Stephen R. Gliessman
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藤原辰史(京都大学准教授)推薦文より
根本から知らなければ、根本から変えることはできない。
水、風、土、光、植物、動物、人間が複雑にからまりあう農業という現象。
そう、農業を学ぶとは、地球をまるごと学ぶことだったのだ。
長いあいだ自然と人間に傷を負わせてきた工業的農業からアグロエコロジーへの道筋を、
自然科学の厳密な論理と具体的な事例を交えて説く
オンライン公開セミナー
「今なぜ、アグロエコロジーが必要なのか?」
日時:12 月 12 日(火)16:00~17:15
会 場 (一社)農山漁村文化協会 7 階(戸田市)
ZOOM ウェビナー配信
参加費 無料
事前登録制 (申し込み〆切 12 月 11日)
https://zoom.us/webinar/register/WN_jtzIQvm_SaKkB8wU0aYNRg
無料です。
興味のある方、ぜひお申し込みください。
わたしも司会で参加します。
ベジアナ・農ジャーナリストあゆみ