静岡の清水区西里
NPO複合力で感動したこと。
お茶染めや、地元の草を使った草木染、草は宝!」
「染色サークルダイダイ」を運営する小国奈津子さんと、一緒に活動する鈴木亜弓さん。
鈴木さんは当初、この西里へは、家族で米作り体験をしに車で40~50分かけてやって来ていたそうです。
ですが、子どもの成長とともに、農作業に来ることはなくなりました。
そんな時に染色サークルを知ったんですって。
「子育てと仕事に追われ、気づくと自分に趣味と呼べるものがなかったのですが、草木染めをやりだしたらおもしろくなり、今では自分の居場所になっています」。
お店の中は、ナチュラルな色合いに染めたカバンや雑貨が並び、素朴ながらおしゃれな雰囲気です。
わたしも思わず草木染めのバッグとお茶染めの渋い色のミニバッグを購入しました。
草木染めのワークショップも開催しています。
草の匂いや色彩を感じて染色に没頭する時間は、心が洗われそうです。
マイクロツーリズムの良さは、来る人をお客さん扱いするだけでなく、水や緑に癒されて心がほっと安らぎ、何度か通ううちに、徐々に関係性を深め、仲間になったり居場所となることも魅力なのかもしれません。遠くの親戚より近場の農村!忙しくストレスの多い都市生活に、安らぎを提供できるのが、これから求められる農村の価値なのかもしれません。
化学反応!クリエイティブですねーー^^。
農村マイクロツーリズムinオクシミズ西里
オクシミズ西里は、緑に囲まれた露天風呂が楽しめる日帰り温泉「やませみの湯」、新鮮な農産物や加工品を販売する「笑味の家」、食事処「たけのこ」のほか、ボードウォークやハイキングコースが整備され、一日中里山を楽しむことができる。当法人では、「脱限界集落は休耕地の再開墾から」と耕作放棄地を活用して大麦や酒米を栽培し、ビールや日本酒を製造販売、ジェラートショップ「como」の開店などに取り組んできた。本事業では、農村資源(景観×食×文化)の魅力を少人数かつ短時間で体験できるツーリズムを開催、地域の魅力を発信する。