「持続可能な兵庫県の農業に向けて」
JAグループ兵庫の月刊誌「協同」1月号の新春対談!
JA兵庫中央会代表理事会長・澤本辰夫会長は、丹波の黒豆で知られる丹波ささやま農協の元組合長でもあります。
兵庫県生まれで高知県育ちのわたしは黒潮とカツオと台風で育ち、台風中継するリポーターになりたかったんですよね。
ところがアナウンサーになった石川県金沢には台風がほぼありませんでしたーというトホホな自己紹介に始まって~~^△”#$%&’(=
和牛、黒豆、淡路島、日本農業遺産が3つもある兵庫県の農業はすごい!
これからの時代、持続可能な農業を考える上で大きなヒントとなる日本農業遺産についてお話させていただきました。

 

 

 


日本海から中山間の内陸部、そして瀬戸内まで網羅した日本列島の縮図!
国消国産も大事だけれど、基本は県内の地産地消、県産県消ファースト!という意味でも
神戸阪神間という大都市を抱えた兵庫県は、生産と消費が県内で循環(提携)でき、ローカル自給圏としては模範的。
一億農ライフで農の関係人口を増やすすそ野の拡大が大事。
農家のプロと家庭菜園のアマチュアグラデーションでつないでいく視点が望ましい。
いきなり就農だけ増やそうとする政策って無理ゲーー。
国単位ではなく県単位、ローカル単位で農業は考えていこう。
「×47」で初めて国の食料自給になる。そのためのJAに期待。
 

 

 

 

 

 

 
・丹波篠山の黒大豆栽培~ムラが支える優良種子と家族農業

 

食料生産を軸に、生物多様性、環境との共生、歴史と伝統地域文化の継承、地域らしさを醸し出す里山景観、代々の農民の知恵、などが網羅された農業遺産は地域の存続と食のこれからを考える上で重要なキーワードが満載。

 

 

・ 南あわじの水稲・玉ねぎ・畜産の生産循環システム

 

 

 
・兵庫美方地域の但馬牛システム

 

 

 

 

 
地元産の食は、外に向けた売り物だけではありません。
地元、ふるさとを愛する気持ちは食べ物から。

神戸ビーフだいすき、丹波の黒豆、丹波栗、淡路島の玉ねぎ、レタス水田フル活用すごい。
などなど、
自分のふるさと兵庫県のお話ができて楽しくありがたかったです。
またお邪魔しまーーす。