【番組を長年ご愛顧いただいた皆様へお知らせ】
NHK Eテレ「ハートネットTV介護百人一首」
いつもは4月に春編として放送していましたが、ソーシャルディスタンス収録でようやく来週放送します。
介護する人・される人が、介護の日々の中でふと心に浮かんだこと、人には言えない思いを詠んだ「介護百人一首」。
今回は、山口県田布施町の弘中光子さん(73歳)の短歌。
「進みゆく病魔に耐えるせつなさを短歌にすればすべて字余り」
子どもの頃から難病・筋ジストロフィーにかかり、進行する病とずっと付き合ってきた作者。
しかし光子さんはあくまでも前向きで、
電動車いすをびゅんびゅん乗りこなして散歩に出かけます。
言いたい思いがあり過ぎてすべて字余りになってしまう短歌も、エネルギーを感じます。
番組では毎回2本のVTRで、2組の方を紹介していますが、
今回はコロナ下でロケがままならなかったため、VTRは光子さんのみ。
そのぶんスタジオでた~~っぷり毒蝮三太夫さんと歌人の春日いづみ先生と、司会@わたしのトークが展開されます。
これはこれで短歌談義がじっくりできて悪くないな~なんて思えたのも新しい発見でした。
そしてはなはだ残念なお知らせではありますが、
毎年募集をしていた「介護百人一首」ですが、今年も含めて今後、募集はしないことになってしまいました。
それにより、番組も今年2020年末で終了です。
https://www.nhk-sc.or.jp/heart-net/tanka/index.html
前身番組「めざせ介護の達人」時代を入れると、2004年から始まった毒蝮三太夫さんとの介護番組・司会でしたが、
思えば17年もの長い間、よく続けさせてもらったものです。
ローカル局出身の名もなきフリーアナウンサーが、どうにか本業で食べてこられたのは、
NHKでレギュラー番組の司会をしているという肩書きのお陰でした。
今では感謝しかありません。
介護短歌を作って応募して頂いていた皆様には、思いのはけ口や行き場がなくなってしまい、まことにまことに申し訳ありませんが、そういう事情です。
とりあえず、今回7月の放送のあとも、冬まであと3回放送ありますからね。
NHK Eテレ「ハートネットTV介護百人一首」7月28日(火) 20:00 〜20:30放送します。
(2週連続放送です。
8月4日(火) 20:00 〜20:30もあります。)
出演者ほか
【ゲスト】春日いづみ,【司会】毒蝮三太夫,小谷あゆみ
みてね!
ベジアナ@介護アナ あゆみ