「家畜伝染病予防法」の施行規則が改正されます。

放牧やヤギ・ヒツジ関係者から不安の声があります。

畜舎のない放牧は続けられなくなるのでしょうか。

 

人命に関わるウィルスでさえ、ウィズコロナ宣言という共生を打ち出す時代、

農業こそ多様な命との共生=里山(SATOYAMA)活用にシフトするべきではないでしょうか。

 

人間界をCOVID19が脅かすずっと前から、

ウィルス感染症は畜産の世界で大きな問題でした。

口蹄疫、豚熱、鳥インフルエンザなど、いずれも国外からもたらされているのでグローバル化によるものです。

かといって江戸の鎖国時代に戻るわけにはいきません。

輸出入や旅行や外交もなしにはできません。

 

今後も起こる伝染病対策の必要性は理解した上で、

放牧の制限に限らず、健康な生命(人も家畜も)と、健全な農業経営のバランスを広く考えたいと思います。

 

【緊急提言】として「ウイルスとの共生~生態系活用し対策を」

日本農業新聞に書きました。

https://www.agrinews.co.jp/p50955.html

 

ベジアナ・里山アナ@あゆみ