ノーベル賞作家、カミュの小説「ペスト」を読んでいます。
 
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アルジェリアのオラン市である朝医師は鼠の死体を発見する
外部と遮断された孤立した街の中で必死に悪?と闘う市民を描く。 
人間性を蝕む不条理と直面した人は。
 
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何がすごいって昭和44年初版の新潮文庫が時を経て、先週!3/31に増刷されています。
87刷。
読んでいる人が増えている。 
ネットにもテレビにも疲弊して、歴史的、文学的、アナログ的アプローチで今を考えている日本人が増えているということか。 
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帯より
この四日間に熱病は、四段の驚異的な躍進を示した。
死亡16名、24名、28名、そして32名。
四日目にはある幼稚園に補助分院の開設が報ぜられた。
これまでは不安をずっと冗談に紛らわしてきた市民も・・・
 
14世紀のペスト世界的大流行では世界の人類22%が死亡し、ヨーロッパの3割から6割を死に至らしめた。 
 
カミュの小説「ペスト」の舞台は1940年代。 
医師のリウーが冷静で知的で話しに引き込まれる。 
 
(まだ途中だけどちょっとだけ感想文〜) 
一早く察知した医師に対して、すぐ動かない行政のじれったさも絶妙~。 
ペストが感染したと認めざるを得ない状況になった途端、その街は「隔離」状態になる。 
ペスト地区タルコトヲセンゲンシ市ヲヘイサセヨ 
ちょっと出掛ただけのつもりの家族や親しい人とも離れ離れ。
(帰郷は可能だが再出発は許されないという選択を迫られる)
1940年代に電話は数えるほどしかなく、電報の10文字が唯一の伝達手段。 
これを思えば、今のネット環境やら電話やらSNSやzoomのある現代は、ずいぶん幸せにも思えますが~~。
つづく 
#ペスト読書感想文 
#こんなときこそ読書 
#albeltcamus 
#lapeste 
#ノーベル文学賞 
#制限の中の自由 
#閉鎖の中の交流 
 
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そうそう!
#コンビニ受け取り にしました。
(何もかも宅配サービスによる不均衡が気になり始めて~)。
 
「ペスト」

 



 

 

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ペストあらすじ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%B9%E3%83%88_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)

新潮社

https://www.shinchosha.co.jp/book/211403/

 

 

 

ベジアナ・たまには読書@あゆみ