国際生物多様性の日シンポジウム 5月11日(土)
「生物多様性と食と健康~SDGsを身近に~」
国連大学で「#生物多様性と食と健康」をテーマとしたシンポジウム
サスティナブル学・世界的権威
武内和彦先生Kazuhiko Takeuchi先生の基調講演、
Evonne Yiu 国連大学研究員の報告に紛れて
なんとわたくしも日本農業における生物多様性(diversity)や共生(harmony)について
報告をさせていただきましたー。
トキと共生する米 や 茶草場農法
1.#国際生物多様性の日2019 について
国連は、毎年5月22日を国際生物多様性の日と定めており、生物多様性条約(CBD)事務局を中心に、世界中で生物多様性保全に関する催事が行われています。
本年のテーマは生物多様性と食と健康
2.#生物多様性と食と健康 #SDGsを身近に~ 我々が得ている生物多様性の恵みの中で、最も身近な食料。日本の食卓には、世界じゅうからの多様な食材が集まりますが、一方、世界では食料に利用される種数が限定されつつあり、食料生産による環境への悪影響も問題となっています。
「環境を守って飯が食えるか、という発想も根強くありました。
遵守しなければならない規則も多く、正直、ハードルは相当高かったです。
でも、申請費用を南三陸町に支援してもらえることになり、
2016年に日本初となるASC認証を取得できました」
いかだ1台あたりの生産量が倍増したことに加え、認証取得の甲斐もあってか、
入札単価も以前より高くなり、生産金額は1.5倍に向上した。
また、設備数を減らしたことで4割以上の経費削減効果もあった。
水揚げ高で見れば震災前を上回るまで成長するなど、利益率は飛躍的に改善された。
さらに副次的な効果として、労働時間の短縮にもつながった。
養殖期間が短くなり、殻が薄く身入りの良いカキが生産できるようになったため、殻剥きに要する時間が4割削減されたという。
生産性が上がって労働環境が改善されたことにより、思わぬ波及効果もあった。
生産者の若返りにつながった
参考資料こちら
東日本大震災からの復興を機に実現させた、持続可能なカキの養殖
#事業構想オンライン
シンポジウムでは、日々の食卓に目を向け、持続的に食料を得て、
健康に生活していくための様々な選択を考え、
持続可能な食料生産により地域を活性化している事例を取り上げます。
生物多様性と食料生産の調和がSDGsの多くのゴールの達成に資することを確認し、
地域循環共生圏の実現につなげます。
http://www.env.go.jp/press/106694-print.html
ありがとうございました