奥田シェフ監修×大地を守る会「おやさいdelikit」発表会に行ってきましたー!

いまや世界に知られるアルケッチャーノ@奥田政行シェフ!

もともとは地元山形・庄内に伝わるかぶなど地域の伝統野菜を

料理を通して広め、生産者を応援する活動をされてきました。(もちろん今も)

そんなわけで今回、

有機食材宅配のパイオニア「大地を守る会」とのコラボが実現しました〜!

 

 

司会はシェフのお友達で野菜に詳しいかおるさん。

今回発売される料理キットは、時期をずらして3種類。

そのうち「②アサリだしで煮込んだシーフードのリゾット粥」の実演〜♪

イカとタケノコを包丁でカット。

料理の基本として昔は、食材は同じ大きさにそろえると習いましたが、

奥田シェフによると、あえてそろえないことで噛む回数が増え、アミラーゼが増し、

それがMyテイストのおいしさ成分になるので、

そろえずカットするのがコツだそうです。(それならわたしも得意で〜す)

 

新商品記者会見でしたのでメディア多数集りまりました。

味付けはシンプルなアサリだし。

キットの材料以外に家で必要なのは冷凍ごはんだけ〜。

 

あっという間に完成〜♪

野菜とエビやホタテなど食材のうまみが絡み合い「口のなかでかむほどにコクなる」、じっくりと味わって楽しむリゾットです。

 

これが「②アサリだしで煮込んだシーフードのリゾット粥」3人前の完成図。

副菜はオクラとミニトマトのネバネバ旨豆腐〜。色も鮮やか。

 

 

そのほか

①鹿児島県産豆アジときのことじゃがいものアヒージョのセット。

副菜はツナときゅうりのソースで和えたブロッコリー。

レモンのさわやかソース。

(会員価格2204円)※申込方法ほか詳しくはこちら→大地を守る会

 

③いなか豚のバラ肉と豆腐のパヴェ照り焼きセット

 

 

豆腐を豚バラでまいて小麦粉をまぶして焼いて〜〜

専用のジンジャーソースをかけます

メインはいなか豚のバラ肉と豆腐のパヴェ照り焼き、

副菜として夏野菜を食べる旬のスープもあります。

おやさいdelikitはぜんぶ主菜と副菜2つセットなんですね〜。3人前です。

 

試食会で全種類いただきました〜!

すべて大地を守る会の契約農家の野菜です。

シンプルに見えてそれぞれ素材の旨みがきいています。

 

いなか豚のバラ肉と豆腐のパヴェ照り焼き〜〜!

これはビールに合いますぞ〜〜。

 

大地を守る会は1975年に、安全な食べものを、生産者と市民が一緒になって届ける仕組みとして始まった市民の会が始まりです。
有機宅配としては日本初の取り組み!
そして今年、みなさんご存知の通り、オイシックスと合併して
新会社名は、「Oisix.daichi」となりました。
企業理念は「これからの食卓、これからの畑」だそう。
 
奥田シェフもトークの中でおっしゃっていましたが、
「大地を守る」ってとても意義深いコンセプトですよね。
生活者(消費者)ひとりひとりが、毎日野菜や農産物を「購入し消費する」ことで、この大地を守って行く循環に関わっているんだという理念が詰まっています。
大地を、足元の土を、日本という国土を、そして地球を。
奥田シェフの話でおもしろかったのは、
「ぼく本当は難しい人間なんですが、そのまま話すとみんなに引かれるんで、なるべくかわりやすくおもしろく話しているんです。
大地を守る会も本当はすごく奥深いんだけどそのまま伝えてもみんなに伝わらないんでこうやっておいしい野菜料理キットつくってたくさんの人に食べてもらおうということなんです。」
 
実はわたし2年前に「大地にカンパイ」という大地を守る会の産地を訪ねて料理を紹介する番組のリポーターをしていました。
群馬のいんげん、茨城のトマト、埼玉の白いたまご、千葉の落花生、福島の梨などあちこち訪ねました。
なのでこの話を聞いて本当にその通りだな〜と思いました。
農薬の問題や有機農業や環境運動を声高に叫ぶのではなく、1本の大根を作り、届け、食べてもらうことで広めていこう。
とってもポジイティブな考え方と働きかけですよね。
そういうの大好きです。
 
生産者の野菜をより多くの食卓へ。
理念はわかるけれど、毎日忙しい暮らしの中で買い物行って一からお料理つくるのって大変〜〜ッ
というあなた!
そんなあなたの理想と現実のギャップをうめるために生まれたのが
奥田シェフ×大地を守る会おやさいdelikitなんですね。
 
食べることは、種を未来につなげること。
その土地ごとに受け継がれてきた種
種は我々のものではなく、こどもたちのもの、未来への預かりもの。
庄内の在来種を料理を通して広める奥田シェフ、
日本むかし野菜」というシリーズで在来種の野菜を広める大地を守る会が、
手を取り合っての共同開発です。
 
奥田シェフは言いました。
「ぼく、野菜の気持ち考えるために一日じゅう土の中に入って微生物の動きを見てたんですよ。
本当は人間も地球の一部なんだけど人間だけがそれを忘れている。
でも植物ってえらいから、その人間もうまく利用しようとして、最近、種を小さくしたり、食べやすくしたり、味を甘くして人に食べてもらえるように進化しているんです。
種の保存と繁栄が植物にとっていちばん大事なことだから、あちこちに動く人間に食べてもらった方が自分の遺伝子があちこちに広まるからです。」
 

この本のこと思い出しました。

この間、スローライフ提唱者で文化人類学者の辻信一さんも

「植物は知性をもっている」について話していました。

 

そんなわけで、忙しいみなさんもこのおやさいdelikitを使うことで、

奥田理論のおいしく手軽な料理ができるのはもちろん!

大地を守り、持続可能な地球環境に貢献できますよ〜。

奥田シェフ監修×大地を守る会おやさいdelikit

7/17から宅配サービススタートです。

 

今後はウワサの「在来種のおやさいキット」も考案中だそうですよ〜♪

たのしみ〜♡

 

 

(おみやげにお野菜キット頂いちゃったのでめっちゃ時間かけて書きました〜)

ベジアナ・サスティナブルアナ・あゆ