#いちばんおいしい家カレーをつくる

これまで40冊以上の本を出してきた#水野仁輔さんが最も作りたかったカレー本!

まさかのレシピ3つだけのカレー本ができあがりました〜〜\(//∇//)\

 

「いちばんおいしい家カレーをつくる」プレジデント社


書店さんと食メディアのトーク試食会に参加してきました。
家にある材料だけでつくるいちばんおいしい家カレー!

その名もファイナルカレー🍛🍛🍛

聞き手は株式会社ピースオブケイ代表で、水野さんに食らいついてファイナルカレーを引き出した編集者の加藤貞顕さん。

 

玉ねぎを炒めるときは、動かさない

熱い砂の上で足の裏がやけるように、じ・・・・・・っくり焼いて焦げ色をつける

15分でじゅうぶんだそう

#メイラード反応

 

水野さんはmy木べら40本お持ちだそうです!

鍋底(コーナー)のこびりつきを根こそぎかき混ぜるのに合う木べらを使うため。

編集@加藤さんいわく「カレー道!」

 

この木べらは確かオリーブの木でしたか、堅くて丈夫でお気に入りの一本だそう。

茶人が家元好みの茶杓を使い分けるように、木べらはカレー道における茶杓のようなもの。

結構な木べらでございますね。

お仕立ては?

オリーブでございます。

お形は?

長方ひさご型にございます。

ご銘は?

ファイナル点前にあやかりまして、「極み」でございます。

 

色、つや、焦げ、こびりつき、残り香、結構な木べら拝見ありがとうございました。

 


#カレーロードはいつできる

水分が飛んだかは、木べらでさっとやって道ができるかが目安です。

モーゼの十戒みたいでしょ。これが、カレーロード。

フライパンの中のソースに、

水野さんが木べらでさっと一筋の道を作ると、周りからおおおと歓声が起きたのであった。モーゼ!

 

スパイス四天王

クミン、コリアンダー、ターメリック、チリパウダー

 

水分をとばす

カレー鍋でいちばん大事なことは片手鍋であること。炒める作業がだいじ。

 

そうしてできたのがファイナルカレー

ファイナルはポークカレーでした。

インドカレーのさらりとした口あたりと煮込んだ香味野菜の酸味もほのかに奥行きある味。

インドカレーのようで欧風な家カレーのコクもありさわやかおいしい嬉しいたのしい口の中。もしもこれが家で作れたならすごい〜〜( ̄∇ ̄)

 

作れるんです。

この本で。

装丁は白地に水色と黄色。

 

この3色を見た途端、わたしは、あ、と思いました。

見覚えがあったのです。

 

人一倍カレー好きで知られたあのイラストレーター。

 

そう、安西水丸さんカラーではないですか〜。

 

 

本棚から引っぱりだして並べてみた。

 

どうでしょう〜〜〜。

白のベースに黄色と水色。

 

そうか、これはまさに、

ごはん、カレー、お水のコンセプトカラーだったのか。

 

 

東京カリ〜番長時代からわたしも活動は存じ上げている水野さんが、

20年近くもこうしてカレー活動を続けているというか道を拓き続ける理由を聞いてみたくなった。

ので、帰りしな、思いきって聞いてみました。

#水野さんにとってカレーとは?

 

#道しるべです

 

#道しるべですか〜〜。

 

カレーがボクをいろんな人やものに引き合わせて、どんどん新しい世界へ次なる出会いや仕事に導いてくれてきたんです。

AirSpiceなんて新しいスパイス宅配サービス事業をやることになるとは以前は思いもよらなかった。

こんどフードトラックも作ってやることになったんです。(Facebookみました!旅するカレーのトラック🚚です)

人によっていろいろあるんだろうけれどそれがぼくにとってはカレーです。

ぜんぜん飽きないですねえ。まだまだカレーでやりたいことがあり過ぎて。。。

ライフワーク、天職、道、

いろいろありますが、

とにかく終始、カレーを語る水野さんが嬉しそうでおもしろそうで幸せそうでしゃべりたいこといっぱいあってまだまだ尽きない感じが伝わりました。。。

 

ほぼ日でカレーの学校もおやりになっています!

そこに水野さんは何者かという糸井さんとの対談があって、

「日本人初のインド人」とかいろいろな肩書きが出た中で

糸井さんが付けた名前はカレースター☆!

 

おいしいカレーを作る料理人は、この日本にたくさんいるのでしょうけれど、

カレーを伝えること、カレー×伝導(情報、普及、メディア・・・)については、

水野さんは日本一、世界一なのかもしれないと思えてきました。

カレー教、カレー道、愛のカレー宣教師、普及活動、カレーのザビエルみたいなね。

 


というわけで、プレジデント社 三橋プロデューサー
#ファイナルカレー
#重版おめでとう♡かわうそさん
#ホームメイドクッキング
#カレールーは右か左か
#ごはんは硬めがよいのか  →好き好きでどうぞ〜

 


#豚肉に一体なにをした

梅酒と醤油漬け込むそう〜!やわらか〜

できれば別のフライパンで焼き目を付けて。

うまみをとじこめる、あれはうそ。辻調のフレンチの先生に聞いたことがある。

なんでもwhywhywhyを大事にする。

理由をわかってやる作業と、わからないでやる工程では仕事が違って来るから。

 

その話を聞きながら〜〜〜

ノルディック複合メダリスト荻原健司さんにかつて聞いた話を思い出しました。

トレーニングのときに、この運動をすると、ここの筋肉が鍛えられるなと意識してやる。そうすると、効果が見える。

ただ与えられたメニューをこなすだけの選手は伸びない。

 

メカニズム、だいじですね。

わたしもそういう話がだいすきですが、あらためて

 

whyを大事にしようと思った。

 

それと、本の「はじめに」で、わたしがいちばんぐっと来た言葉。

(いちばんおいしいカレーのレシピを聞かれると、

「あなたはどんなカレーが好きなんですか?」と逆に質問してきました。)

自分の好きなカレーが、その人にとっていちばんおいしいカレーだからです。 

それに僕に言わせれば、すべてのカレーはおいしいのです。

もう少し正確にいうと、どのカレーにもいいところがあるということです。

 

 

そういう考えを持つ人が作ろうとするカレーの話、

特別な材料は使いません。からはじまります。

 

 

 

ベジアナ@カレーアナ・あゆみ