静岡県の季刊誌「むらのおと」夏号完成!
小谷あゆみの「むらレポ」始まりました〜。

静岡県では「ふじのくに美しく品格のある邑づくり」と題して、県内の棚田、茶園、みかん山、わさび田ほか豊かな食を生み出す農山漁村をかけがえのない「邑」として尊重し、評価しています。

現在100の地域が認定されています。

おめでとうございます。

むらレポ第1弾は、天空に浮かぶ梅の里〜!
「梅づくりは夢づくり 地域を愛し、梅資源を伝える人々」です。


伊豆月ヶ瀬梅の里、久保田進也さん。

ハート型に刈り取ったクローバーを見て、わたしは確信しました。

美しく品格のある邑は、こんなふうにかわいく草を刈ろうとする人達によって受け継がれてきたのだと。

フレ〜〜フレ〜〜♪つ〜きがせ!そ〜れ、
フレフレ♪つきがせ!
フレフレ♪つきがせ!

天空の月ヶ瀬梅林で、のぼり振り回してきました。

もぎたて梅シロップー!シュワワワーー。

そのほかの邑の様子もたくさん紹介。


むらのおと2016夏号 ご笑覧くださいませ。

静岡県の広報誌なのでPDFでぜんぶ読めます。
http://www.fujinokuni-mura.net/backnumber/
(静岡県ふじのくに美しく品格のある邑づくり推進委員やってます)

 

ふじのくに美しく品格のある邑づくりは、

静岡県で2012年から始まった取り組みですが、実は

国(農水省)が今年から募集を始めた「日本農業遺産」の先駆けともいえます。

というのもですね〜、

静岡県ふじのくに美しく品格のある邑づくり推進委員と、
世界農業遺産および日本農業遺産・選考委員会、

いずれも委員長を務めているのは、東京大学サスティナビリティ学IR3Sの武内和彦先生〜!

※サスティナビリティ学=日本語に訳すと「地球持続学」!

 

静岡県の邑づくりも、国の農業遺産も評価基準の根本は同じ。

環境に適応して何世代にもわたって形成されてきた伝統的な農林水産業システムこそ、日本における、いえ、地球における持続可能な農業と暮らしの模範だとする考えです。

地域が、邑が、月ヶ瀬が、かけがえない存在だということです。

 

 

さて現在、日本農業遺産の認定を希望する地域を募集しています。

9月30日までです。

みなさまご応募してくださいね〜!

(わたしは委員ではありませんが応援しています^^)

 

 

 

むらレポーター

ベジアナ@あゆ