日本にこんな美しい邑を作り継承してくださりありがとうございます

静岡市葵区梅ヶ島大代（おおじろ）、「静岡のマチュピチュ」と呼ばれています。
 

１２世帯３５人でこの茶畑と景観を継承している。


 

これを美しい邑（むら）と呼ばずなんといおう。

 

霧に包まれた雲の中にあるような天空の茶畑で育つお茶は、

「本山茶」という高級茶になります。

 

静岡県の認定する「ふじのくに美しく品格のある邑づくり」

推進委員会の現地調査でした。

 

 

９年前から、この大代（おおじろ）へ、
静岡大学の学生が年間２０回、フィールドワークや研修にきています。
もしもわたしが学生だったら、こんな学びをしたかったと

心の底から思った。

 

 

公民館でヒアリング。

 

 

窓から見える景色。
どこもかしこも静岡のマチュピチュここ大代（おおじろ）で目に入るのは、
しっとりとして品格のある茶畑であった。

 

 

お話を伺った志村さんたち。
ご親戚と親子だから全員志村さん。

みんな下の名前で呼び合うからだいじょうぶだ～～。
子どものいる世帯は右端の志村しいたけ農園さん（３０代）１家族のみ。

 

大代のみなさま、ありがとうございます。

志村さんたちと記念撮影～♡
静岡県の認定する「ふじのくに美しく品格のある邑づくり」推進委員会
委員長を務めるのは（左から２番目）
国連大学上級副学長で、東京大学サスティナビリティ学連携機構長の武内和彦教授。
FAO（国連世界食糧機関）で、地球における世界農業遺産（GIAHS）を選定する委員長です。

実は武内先生が、世界農業遺産や棚田好きで、農村・田舎マニアのわたくしを

この委員に推薦してくださったのです。

拙ブログにもときどき登場しておられますので、詳細はまた

別の機会に～。（感謝のきもち有）

※たぶん静岡県農地局農地保全課・事務局の方も読んでくれると思いますが、
次回からは、こんなすばらしい現地調査の場で、
全員集合写真を撮りたいと思いました。

 

だって、
こーんなすてきな邑（むら）にきたことを、わたしは嬉しくて自慢したくてブログのみんなに見てもらいたぁ～～～い♡
（写真撮ってもらった静岡県の担当者さんにも、

「広い絵で、全体的に、人物小さめで」とお願いしました。
こんなすばらしい景色の中に自分がいる写真を納めたくない人がいるだろうか。
（観光マーケティングのヒント、自分覚え書き）

 

パノラマ写真～

 

静岡市葵区梅ヶ島大代（おおじろ）「静岡のマチュピチュ」へ行きたくなった人へ。
静岡駅からマイクロバスで安倍川の上流へ３０kmやってきました。
この分岐でバスを降り、自家用車３台に分乗しました。
ここからは車で10分弱の道のりですが、

一瞬心細くなるような急勾配の山道をギア全開でぶんぶん登ります。
そんな人のために、かわいい看板があった。「こっちだよ」2.5km先


 

このしいたけのキャラクター「けんちゃん」
なんでだと思いますか？？？
うふふふふ　ふふふふ　ふふふふ
農園の名字を考えればすぐわかるよ。ダイジョウブだ～～～。

 

安倍川の水は透明できれいでした～。
この日参加した委員は６名。
会の委員には、静岡県で農業を営む女優でふじのくに静岡特使の工藤夕貴さんもおられますが、この日は欠席でした。こんどお会いできるの楽しみ～。
有名な写真家の沼田早苗さんもご一緒させていただきました！

「大代（おおじろ）」に暮らす地域のみなさまに御礼を言いたくなった。

日本にこんな美しい邑を作り継承してくださりありがとうございます。

※静岡県「ふじのくに美しく品格のある邑づくり」、
地域振興策をリードする大変意味のある制度でいずれまた書きます。


わたしは日本を知らなかった。　と思いました。



ベジアナ・農業遺産アナ＠あゆみ