金沢にやってきました。
21世紀美術館です。
いまから 国連大学 サスティナビリティ高等研究所主催 石川金沢生物多様性圏シンポジウムです。
生物多様性は人の営み 文化多様性なしには成立しません。
石川県といえば世界農業遺産 能登の里山里海がイメージされますが、金沢にも農業用水が町のあちこちに張り巡らせされています。
いいですねぇ~。
こういうさりげない仕事こそ金沢らしさです。
石川県金沢市×国連大学による「農業文化と生物多様性の国際シンポジウム」
世界の生物多様性の研究者が石川県の里山里海、環境に寄り添う農業の伝統と歴史、その地形を利用した昔ながらの人の営みに注目しているのです。
国連大学 武内和彦 上級副学長の挨拶で始まりました。
武内先生は、農水省の食料農業農村政策審議会 畜産部会でいつもお世話になっていて、
世界農業遺産など「農文化」についてのわたしの師匠です。
金沢市環境局や、佃食品さんも食文化の創造について発表。・・・・・・・・・・・・・・・
国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティングユニット(UNU-IAS OUIK)による
石川-金沢生物文化多様性圏の提案~都市文化と里山里海をつなぐ「石川-金沢モデル」と題した国際シンポジウムUNU-IAS OUIKは、文化の多様性と生物多様性の関係に着目して研究し、金沢市の豊かな有形無形の文化と周辺地域の自然とのつながりを事例として扱ってきました。
金沢の豊かな文化が、いかに豊かな自然の中で育まれたかを紹介します。
また、ユネスコ×生物多様性条約事務局「生物と文化の多様性をつなぐ」担当官を迎え、生物文化多様性の国際的な動きについても紹介。
プログラム
14:00–14:15 開会挨拶
武内和彦 (国連大学上級副学長)14:15–14:35 基調講演1 「生物多様性と文化多様性のつながり」
ジョン・スコット (生物多様性条約事務局 生物文化多様性 プログラム担当官)
14:35–14:55 基調講演2 「持続可能な発展のための生物文化多様性」
アナ・パーシック (ユネスコ生物文化多様性 プログラム担当官)
14:55–15:15 基調講演3 「生物文化多様性とフィレンツェ宣言 ヨーロッパの取り組み」
マウロ・アニョレッティ (フィレンツェ大学 農学部)
15:15–15:30 コーヒーブレーク
15:30–16:30 地元金沢からの事例報告
事例① 金沢の生物文化資源を読み解く
飯田義彦 (OUIK研究員)、平田和彦 (金沢市役所)
事例② 創造都市金沢の挑戦
針野衛 (金沢市環境局環境政策課自然保護グループ グループ長)
事例③ 食文化の創造
佃一成 (佃食品株式会社/石川県食品協会会長)
事例④ 生物文化多様性と地域社会の健康(仮題)
中村裕之(金沢大学医学部)
16:30–16:50 「生物文化多様性圏—石川-金沢モデルの紹介」
敷田麻実 (北海道大学/OUIK「都市と生物多様性」プロジェクト リーダー)
16:50–17:35 パネル ディスカッション
テーマ「石川-金沢モデルを世界に発信するために」
モデレーター: 渡辺綱男 (UNU-IAS OUIK所長)
パネリスト:
敷田麻実
ジョン・スコット
アナ・パーシック
マウロ・アニョレッティ
針野衛
寺坂公佑 (石川県企画振興部課長)
17:35–17:45 閉会挨拶
中村浩二 (金沢大学特任教授/国連大学客員教授)
主催
国連大学サステイナビリティ高等研究所 いしかわ・かなざわオペレーティングユニット(UNU-IAS OUIK)
共催
石川県、金沢市
![Simplog](https://stat.ameba.jp/user_images/20150528/22/ayumimaru1155/9d/60/j/o0800060013320799513.jpg?caw=800)
金沢が、ユネスコやフィレンツェ大学やこんなすばらしい国際シンポジウムの場になること 嬉しく感動しました。
国連大学副学長 武内和彦先生ありがとうございました。
金沢大学里山里海プロジェクト 中村浩二先生
永田さん
渡辺綱男UNU-IAS OUIK所長