5月28日(木)14時~石川県金沢市×国連大学による「農業文化と生物多様性の国際シンポジウム」があります。
世界の取り組みを発表する国際会議ですが、実は誰でも参加できます。※事前の申し込みメールさえ送れば。(下記)食と農と環境とか自然と里山とか能登とか~金沢とか~加賀野菜とか持続可能とかエシカルとか~ご興味ある方ぜひ。
今年は国連の定める「国際土壌年」!
世界の生物多様性の研究者が石川県の里山里海、環境に寄り添う農業の伝統と歴史、その地形を利用した昔ながらの人の営みに注目しているのです。
すごいことでしょう💓 わたしも取材にいきます。
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国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティングユニット(UNU-IAS OUIK)は、
石川-金沢生物文化多様性圏の提案~都市文化と里山里海をつなぐ「石川-金沢モデル」と題した国際シンポジウムを開催いたします。
UNU-IAS OUIKは、文化の多様性と生物多様性の関係に着目して研究し、金沢市の豊かな有形無形の文化と周辺地域の自然とのつながりを事例として扱ってきました。
金沢の豊かな文化が、いかに豊かな自然の中で育まれたかを紹介します。
また、ユネスコ×生物多様性条約事務局「生物と文化の多様性をつなぐ」担当官を迎え、
生物文化多様性の国際的な動きについても紹介していただきます。

日本語と英語の同時通訳があります。

プログラム
14:00–14:15 開会挨拶
武内和彦 (国連大学上級副学長)

14:15–14:35 基調講演1 「生物多様性と文化多様性のつながり」
ジョン・スコット (生物多様性条約事務局 生物文化多様性 プログラム担当官)

14:35–14:55 基調講演2 「持続可能な発展のための生物文化多様性」
アナ・パーシック (ユネスコ生物文化多様性 プログラム担当官)

14:55–15:15 基調講演3 「生物文化多様性とフィレンツェ宣言 ヨーロッパの取り組み」
マウロ・アニョレッティ (フィレンツェ大学 農学部)

15:15–15:30 コーヒーブレーク

15:30–16:30 地元金沢からの事例報告

事例① 金沢の生物文化資源を読み解く
飯田義彦 (OUIK研究員)、平田和彦 (金沢市役所)
事例② 創造都市金沢の挑戦
針野衛 (金沢市環境局環境政策課自然保護グループ グループ長)
事例③ 食文化の創造
佃一成 (佃食品株式会社/石川県食品協会会長)
事例④ 生物文化多様性と地域社会の健康(仮題)
中村裕之(金沢大学医学部)
16:30–16:50 「生物文化多様性圏—石川-金沢モデルの紹介」
敷田麻実 (北海道大学/OUIK「都市と生物多様性」プロジェクト リーダー)

16:50–17:35 パネル ディスカッション
テーマ「石川-金沢モデルを世界に発信するために」

モデレーター: 渡辺綱男 (UNU-IAS OUIK所長)
パネリスト:

敷田麻実
ジョン・スコット
アナ・パーシック
マウロ・アニョレッティ
針野衛
寺坂公佑 (石川県企画振興部課長)
17:35–17:45 閉会挨拶
中村浩二 (金沢大学特任教授/国連大学客員教授)

参加登録
参加ご希望の方は、お名前、ご所属、ご連絡先を記載のうえ、「5月28日公開シンポジウム参加希望」と明記し、unu-iasouik@unu.eduまでE-mailにてお申し込みください。

主催
国連大学サステイナビリティ高等研究所 いしかわ・かなざわオペレーティングユニット(UNU-IAS OUIK)

共催
石川県、金沢市
http://jp.unu.edu/events/upcoming/introducing-the-ishikawa-kanazawa-biocultural-region.html#overview