野菜忘年会でした。
野菜料理家の庄司いずみさんと編集者の太田さんと渋谷のアフリカンバーへ行きました。
この前菜、ぜ~んぶビーガン料理です。
ベジタリアン=菜食主義という言い方はよく知られていますが、
その中でも厳密に動物性のものを一切取らない(例えば「かつおダシ」も魚なのでNGで昆布や干し椎茸ならOK)主義のことを
vegetarianを省略してvegan(ビーガン)と呼びます。
いずみさんは野菜料理、とりわけビーガン料理の専門家なのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ベジタリアニズム
それはさておき、アフリカ料理ってビーガン料理が充実しているんですね♡


パレスチナのワイン!
パレスチナ!初めて飲んだ~。
ミディアムボディぐらいでしょうか、ちょっと甘みもある赤でした。
ところでパレスチナ自治区ってどこにあるのだろう~!?
Yahoo地図によるとエジプトの右隣でトルコ・シリアの左下に位置する。イスラエル、エルサレム、ガザ地区、テルアビブ(空港)、ゴラン高原の地名はあっても、「パレスチナ」の地名はない。
つまりパレスチナ「自治区」というパレスチナ人による自治機関だから載ってないのだ。
パレスチナを国家承認しているのは国連加盟国193ヶ国のうち134ヶ国で、日本も国家承認していないらしい。(wikipedia)
そんな複雑なところでもワインは作られ、土地の人々の心を楽しませ、日本にまで輸入されている~。
パレスチナのワイン、覚えておこうっと。

ところでわたくしベジアナとか言って国産の食べ物応援隊のようなことをやっていますが、思うに、
決して地産地消ばかりを推奨したいわけではありません。
外国の食べ物や飲み物にもおいしく個性的なものはたくさんある。
ただそれを選ぶ理由が安いから、とかいうのじゃなくて、
その食べ物、飲み物が出来た土地、国、地域、そこの人々の暮らしに思いを馳せるような消費行動ならば大歓迎ですよねと言いたいのだと、おととい初めてパレスチナのワインを飲んで思いました。
その国を旅するように、
その土地の食べ物を味わう。なんてすてきなことでしょう。


これクスクスのラザニア~♪
卵・クリーム不使用~。
まろやかでクリーミーでおいしい~。
クスクスは小麦粉をつぶつぶつにしたもので、発祥地は北アフリカから中東にかけてらしいですが、
そこからフランス、イタリアなどのヨーロッパ、ブラジルなど
実に世界中に広まったわけだがやっていることは粒粒にしていわば
「お米」を小麦粉で作っているようなものだ。
だからお米のとれる国の人は米粒そのまま食べればよいわけだ。
なのにお米のとれる国の人は最近、小麦粉の真似のような米粉からパンを作ったりして、世の中ほんとおもしろいね。笑っちゃう~。クスクス。


豆腐のクスクス。うまい。
泣きながら食べてもクスクス。


あとふしぎなクレープみたいなお好み焼き~。
どれもあまり知らない味でスパイスが効いていて美味しかった。

野菜料理家いずみさんは、野菜料理でヘルシー&ビューティーなんて提案に止まらず、この地球上、世界中にいるビーガンやベジタリアンのための食事を研究し、その理解を広めようとしている。
東京オリンピックを控えたこれからの日本にとってとても重要な使命だ。
主義主張は違うけれど、ハラル食材についても同じことが言えますね。

http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13111493/
ロス・バルバドス (渋谷/アフリカ料理)

そんなことより今から新幹線に乗って尼崎へ帰るのだ。
31日は以外とすいているので切符を取っていない。
紅白、中島みゆき、間に合うかな。
みなさま今年一年ありがとう~。
 
実家に着いたらまた油揚げたっぷりの年越しそばでも報告しま~す♫チャオ
ベジアナ@あゆ