電力の自由化でいろいろ考えている人も多いでしょう。
ちなみに拙宅マンションの部屋は、電気の契約を30Aから20Aにしてもらっていることは何度か書いてきたので、知っている人はご承知の通りです。
電気のこと、ちょっと考えてみます。

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グリーンパワーフェスティバル2013がありました。
電気を家庭で作り出す 藤野電力https://www.facebook.com/fujinodenryoku
パーマカルチャー ソーラーカー
資源エネルギー庁 新エネルギー対策課長
つくば市 greenzjp などによるサミット。

自分で電気を作ったら、大切に使うようになる。
電気をいとおしんだり、「電気を愛でる」ようになるというお話!カンドー的でした。

投稿写真

資源エネルギー庁 新エネルギー対策 村上課長のお話しによると、

現在日本のエネルギー自給率は4%! しかし1968年の調べでは58%あったそう。
このままいくと、石油資源は42年後に枯渇してしまうそう。

炭鉱 炭焼き ついこの間までエネルギー生産者は国内に大勢いて、暮らしの一部だった。スイッチひとつ押せば、お金さえ払えば手に入ると勘違いするようになったのはたかだかここ45年のハナシ。

なんだ農業 食べ物と全く同じじゃないか~

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こちらは自転車で発電するコーナー^^
「テレビ50W+扇風機42W+照明10Wの合計=102Wの電気を維持するために、
自転車のギアを重くして、思いっきりこぎ続けないと、どれかがたちまち消えてしまうううううー。という発電体験中ー。


「照明の下で、テレビを見て、扇風機がまわってる」状態を自力で発電しようとすると、、
運動部の元気な中学生とかでさえ、せいぜい1~2分ぐらいが限界なのだそう。
むしろ電気使ってない方ですよね。

クーラーなんてもってのほかですね。



わずか102Wの電力を生み出すのにどれだけのエネルギーが必要か・・・。

それを体感した子供たちは、電気を、エネルギーを大切に使うんじゃないか。

これみんな体験したらいいのにねえ~。


再生可能エネルギーについて
一般に水力・風力・太陽光・バイオマス、地熱が主なものと言われていますが
果たしてどれが最適なのかは地域によって様々です。

たとえばわたしの住んでいる世田谷区では「ヤネルギー」と言って屋根から生み出す太陽光発電!を推進しています。
その取り組みは12月のエコプロダクツで賞を受賞し表彰されました!
お会いしたとき、保坂区長は
「世田谷に余っている土地は多くはありません。だけど屋根ならたくさんあります。そこからエネルギーを生み出すことならできます」と話されたのが印象的でした。
感動しました。
例えば里山の棚田には小水力発電、
都市部では屋根の太陽光、
風の強い地域なら風力を。
いま、6次産業化が言われていますが、地域の資源を生かすということはまさにその土地にあったものづくり、食べ物も、エネルギーも!様々だということです。
有効な未来の再生可能エネルギーの答えは一つではありません。
小さな仕組みが多様に存在するのは、手間はかかるだろうけれど、
311以前は、効率的に一箇所のシステムにしかも他の地域の誰かに任せていたという現実がありました。
それを人任せにしないでじぶんたちで作ろうという考えです。

最終的に世田谷区内ですべての電力が自給できればもちろんすばらしいとは思いますが、それよりもまず、自分の家の屋根で電気が生まれているんだー、と知ることにすごく意味があります。
わたしは、趣味程度でいいからみんなが野菜を作れば、もっと農業に対するリスペクトが生まれると感じてきました。ほんとうに自給自足するかどうかは別の話です。
自分で体験すると、農産物の、エネルギーの、ありがたみ、なりたち、意味がわかります。


子供たちが102wを作り出すにの必死で自転車をこぐ体験!
すごくいい意義深い取り組みだと思いました!
この子達、電気の意味を知ったでしょう~ね~。
体験で得た実感は強いです。

「電気」にも生まれ育ち、性格、なりたちがありそうです。
どうせなら地球にも自分自身にもスマートでヘルシーな暮らし。
身近な資源がイキイキし、地域も人も活性化につながる 自分らしい方法を発見・研究したり提案したりしたい。

グリーンコンシューマー、エシカルコンシューマーと言って、消費行動から社会を変えるというやり方があります。
生き方や社会のあり方にいいねと賛同する者同士の輪でつながって行動し発信し、それを積み重ねて社会を変えていけるきっかけに、
電力の自由化は、いいチャンスだと思います。


ベジアナとっても勉強になりました~。これからはエネアナになりまーす\(^o^)/



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