あ、もう桜、咲いてますね。
先週、西新橋にて。
日本を代表するイラストレーター安西水丸さんとお仕事でした。
キーコーヒーさんの会報というか顧客向け冊子の取材で、新商品のカレーについて対談。
べじ「水丸さん、いつからカレーがお好きになったんですか?」
みず「ぼくね、小さいころ、体が弱かったから、母は肉やニンジンを食べさせようとカレーに混ぜたわけ。
それでまんまとカレー好きに。でもニンジンは今も好きじゃないですよ。」
べじ「ニンジン!食べてくださいよう~」
骨付きチキンカレー
ソラマメすりこんだカレー。黄色がすごい!!!けどグリーンカレーというそう。
きのこカレー。
いずれも飲食店に卸しているカレーで市販されてはいないのだけれど。
カレーも掲載誌もみなさんにお届けできないのがたまらなく残念。
「水丸さん、3種類あるんだから、ぜんぶ食べちゃだめですよ~」
とわたしが制していたにも関わらず、
カレーに目のない画伯は
2つ目食べ終えたころにはお腹いっぱいでどんよりとなった。
もちろん、おいしかったからでえす。
ま、ふつう、打ち上げ、行きますね。
水丸さん語録。
たくさんあるうちのひとつ。
画伯がこの日着ていたシャツには「オリジナルアップリケ」が縫い付けてあった。
葉巻をたしなまれるので、あるとき焦げて穴があいたんですって。
そこへ、別布をあてたという。
「水丸さん、いつも洋服かわいいの着てらっしゃいますよね」
「そう、ぼくね、ダッフルコートは着ないんですよ。」
「へ~、どうしてですか?」
「似合い過ぎるから。」
「はは~ん。ちょっと外すと。」
「決まり過ぎるってのはちょっとね。かっこ悪いと思うんだよね。
だから着物とか絶対着られない。恥ずかしいじゃない。」
「水丸美学ですね~~~。」
画伯は新潟の〆張鶴がお好き。
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- それから、拙いわたしのエッセイに水丸画伯が絵を付けてくださっている
- 「クロスワード」今月号が発売になりました。
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ぜひ本屋さんでも、Amazonでもお手に取ってみてね。
思うところあってこのブログ、平常運転再開しようと思います。
小谷あゆみ