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曹洞宗大本山永平寺へお参りしてきました。9月4日のこと。

境内に植わる蓮の花はまだつぼみ。

写真まとめてぜえぇぇんぶ紹介します。

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永平寺
七堂伽藍と呼ばれる7つのお堂を始め、なにしろ広い
入るとまず広間に通され、若い修行僧から場所と参拝順路の説明を受ける。

階段の途中から山門を眺む。

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承陽殿(じょうようでん)
道元さんが眠る


この石段を登ることは許されない。

だが別の順路から上の承陽殿の目の前までゆくことができる。もちろん行った。

そこで、

「せっかくだから道元さんのところへお賽銭し~よおっと」とつぶやきながら

投げ入れていると、中国人らしき観光客に通訳の人がこちらを見ながら

中国語で通訳している途中に「せっかく・・・道元・・・」というワードが聞こえた。

あ、これ、ぜったい私のつぶやきを通訳しているなとわかった。

きっと、

「地元の日本人も、せっかくなら一番ありがたいこの方へお賽銭するのです。それほど道元さんと言うのは

曹洞宗を作った日本でもっとも有名なえらいお坊様なんです。」と説明していたのだろうと思った。


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法堂(はっとう)からの眺め

七堂伽藍の一番奥、山の高い所にある一番大きなお堂。

まだ暑い日であったがここは風がよく通って気持ちがよい。


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永平寺最古の建造物「山門」。1749年再建。

床や廊下はどこもピッカピカつるっつるに磨きあげられている。

あのダーッと長い廊下を中腰で雑巾がけするやつ、一度やってみたいわぁ~と物思いにふけるワタシはこの中のどこにいるでしょ~か!? ま、すぐわかりますわな。


この廊下を修行僧が通る時は必ず、中央でしばし立ち止まって写真右側に

一礼してから通り過ぎてゆく。

右側=わたしが見ている方向には仏殿があり、

永平寺のご本尊「釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)」が祀られている。


山門の廊下はこのように誰でも通ってよいわけだが、

外から山門をくぐって出入りできるのは、永平寺のご住職さんただ一人。

「ここは出家修行の道場であり、求道心のある者のみこの門をくぐるがよい」

という主旨のことばが書かれている。

だから、永平寺で修行する僧(雲水と呼ばれる)は、修行にやって来た日と、

修行を終えて帰る日の、一生に2回だけ、くぐることが許されるのだそう。


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大庫院(台所)にある柱のように大きなすりこぎ棒。

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巨大すりこぎ棒を持ってみた。(先日もアップしましたが)
「アリエッティになりました」というこの写真を撮ろうと、

参拝客がいなくなるのを見計らって、撮った。

これが永平寺の名物だと始めに説明を受けてはいたが、

あまりに大き過ぎるので、

「あれ?すりこぎ、どこ?」と言いながらキョロキョロ別の方を探しているおばちゃんがいた。

「そこそこ、右の柱!」と教えてあげたら「ひや~」と声をあげていた。おかしかった。

(言っておくが色即是空さん、この間のあれギリギリNGでっせ。)
いかにもわたくしメガネかけてまっせ。
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修行の片鱗

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修行の片鱗 その2

修行僧を撮影することは禁止されているが
黒い袈裟を着た何人もの僧にお堂のあちこちですれ違う。みな立派な人格者に見える。誰かの悪口を言ったり、おかずに文句を付けたり、酒飲んで暴れたり、ましてや…とにかく俗世間のことなんか無縁の人に見える。

まだニキビのある十代と思わしき初々しい僧が数人おしゃべり(いや打ち合わせか)しているのを見かけた。
なにか胸がきゅんとなった。


そこへ中堅どころの僧が通りかかった。若い僧たちはすぐさま一斉に深々と頭を下げ、中堅の僧は軽く片手をあげて去った。

厳しい世界なんだなぁと思った。


福井の隣・石川に住んでいたので永平寺は何度も訪れたことがあるが、

やはり歳をとればとるほどいいもんだぁと思う。

一度修行の真似ごとだけでもしてみたいと思った。


3泊4日の体験修行が一般でもできるという。が、3泊はきつい。

体験の場合はどうかわからないが、修行僧は座禅、食事、就寝などすべて

本当に起きて半畳寝て一畳なんだって。むりむりむりむり、むりである。


だからやっぱりお寺のお坊さんはえらいなあと思いました。それからみんなで永平寺そばとゴマ豆腐を食べて帰りました。お店にゴマ豆腐のプリンがあったのでそれも食べたいなあというと、おかあさんが今度にしなさいといいました。それでわたしはまた今度食べに来たいと思いました。夏休みの日記。以上!



ベジアナクローバーあゆおにぎり