きのう「中央畜産会」にコラムの校正原稿送り、
口蹄疫お見舞い申し上げたら
中畜(ちゅーちく)「畜産コンサルタント」編集C田さんから
「宮崎に消毒や処分の助っ人に行っていた2人が帰京し、昨日別の1人が
行きました。」と返信があった。
ベジアナなので野菜だけが専門と一部に思われているが実は
ちゅーちく発行「畜産コンサルタント」に
毎月「おいしいにはワケがある」というおいしい畜産物のコラムを書いている
手前、貴重な種雄牛「忠富士」の陽性反応には衝撃!
一般メディアでは「エース級 種牛」などと呼んでいるが、
畜産業界では「種雄牛(シュユウギュウ)」を呼ぶ。
種種牛は、良質な牛の安定生産に欠かせないもので、
これを扱う「家畜改良事業団」にはY森さんほかたくさん知人がいる。(個人的
ですが)カオリさんからは「関連別組織@きのPが現場へ急行した。」と
メールをもらったりした。
◎毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100522-00000028-maip-soci
◎口蹄疫について(中央畜産会)
http://jlia.lin.gr.jp/cali/fmd/
もはや問題は宮崎県内だけではなくて、
かつてない【畜産危機】(ひいては日本の食糧危機)にある。
たとえば
先日の日本農業新聞によると、
有名な「松阪牛(三重県)」の子牛は44%が宮崎産だそう。
(09年度導入)
◎高級ブランド@松阪牛の44%は宮崎生まれなのだ。
◎肉牛の生産農家は、酪農(乳牛)とは別で
一般に出産・子牛を生産する「繁殖農家」と、
市場で子牛を買って(導入して)肉牛として出荷する「肥育農家」、
またそれらを一貫生産する農家がいる。
肉牛は、大きい分だけ時間を要し、
生まれてから肉牛として出荷するまでおよそ2年半かかる。
そのため、強引な説明をすると、
成長過程を前半と後半に(専門的に)分けている。
つまり恒常的に、九州宮崎生まれ(あるいは離れた地域の)牛が、
本州(別の場所に)にどんどん移動しているのだからウィルス感染は
翌日配送長距離トラック輸送並みに加速度的になる。
ので、それを防ぐために搬出制限をし、その措置の一つとして
ワクチンが問題になっていた。口蹄疫ワクチン使用は国内初。
そしてワクチン接種しても、その牛はすべて殺処分される。
口蹄疫ワクチンの接種は牛より先に感染しやすい豚から。
順番は発生危険の低い地域から高い地域へ。
殺処分する獣医師とワクチン接種する獣医師は別チームに。
同じところを出入りしてもいけない。
国際獣疫事務局・談@日本農業新聞より
以上、ヒジョーーーに大まかな基礎解説。
ここ数カ月、事情により畜産番組が縮小し、現場へ行けていないので
情報詳しくないが、今後また報告したい。
目前の課題、対処の仕方について何を最優先にするかは
専門家にゆだねるとして
ベジアナあゆ
は
ニッポンの
畜産農家を含む
あらゆる農家と農業を
テッテー的に
応援します