空からサカナが降ってきた!
石川県七尾市でオタマジャクシが50引き!100匹!降ってきたり
中能登でサカナ14匹が突如軽トラックの荷台などに降ってきたり
怪現象が続出しているそう!
サカナは調べたらフナの仲間ではないかと専門家。
今朝も輪島でオタマジャクシ100匹。
空から異物が降ってくることをファフロッキーズ現象というそうだ。
今朝「とくダネ」で。
司会小倉さんは「町おこしじゃないの」と言っていた~!
(↑きっと冗談で)
空からサカナが降ってくるこの光景、聞いたことがあるなと思った。
村上春樹さん「海辺のカフカ」(だったと記憶)にも
サカナ(アジ)だったかが大量に降るハナシがあった。
ときどきそういうこと局地的に起こるみたい、、、なのかな。
ふしぎ~。
と思っていま、読み返したらありました!
「海辺のカフカ」(上下巻 新潮文庫)の上356頁に東京都中野区で
イワシとアジが2000匹空から降ってきて道路の上でぴちぴち跳ね、
TVのワイドショーは大騒ぎ~
保健所で調べたがふつうのイワシと比べてなんの異常もなく、
中には降ってきたイワシを焼いて食べる勇気あるリポーターも現れたとか。
「新鮮だしあぶらもよくのっています。大根おろしとご飯がないが残念です」
とカメラの前で話した・・・。とある。(←めちゃくちゃオモシロイ)
408頁ではヒルが静岡富士川の高速道路に降ってくる。
そのヒルの雨を(イワシの雨も)予知して傘をさす老人がいた。。。
本の中には「ファフロッキーズ」というコトバは出てこないけれど、
世界的には100年以上前、(1890年)にも事例があるので
村上さんはきっと何かで読んで知っていたのだろうな~。
これについて村上さんにインタビューしてみたいものだ。
絶対出てくれないだろうけれど~。
以下いくつか参照
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090608-00000550-san-soci
石川県が今月に入ってオタマジャクシが空から降ってくるという“怪事件”に揺れていることが7日、明らかになった。一般に魚などが空から降ってくる現象は「竜巻」が原因とされることが多いが、当時周辺で竜巻は観測されておらず、発生しやすい気象状況でもなかった。天変地異の前触れか…そのナゾは深まるばかりだ。
この「超常現象」が発生したのは今月4日と6日。4日は午後4時半ごろ、石川県七尾市中島町の「中島市民センター」周辺の約300平方メートルにわたって体長2-3センチのオタマジャクシ約100匹が突然降ってきた(オタマ確率100%!?)。
6日は同県白山市徳丸町で午前7時すぎ、駐車中の車のボンネットや路上でつぶれているのを住民らが見つけた。「近所の人に言われて外に出てみると、自宅の車のボンネットに5-6匹がつぶれてくっついていた」と同町に住む石川信子さん(75)。
さらに周辺の民家や駐車場などでも計約30匹が確認され、大きさは七尾市と同様2-3センチ。5日の午後8時ごろ、石川さんの家族が帰宅した際には変わった様子はなかった。つぶれた形状からいたずらで投げつけられたとは考えられないという。2件とも付近に田んぼが点在するが、オタマジャクシがどこから来たのかは不明だ。
実は世界各地で魚やカエル、クラゲなどが降ってきたという記録が残っているが、一般的に竜巻が原因とされる。竜巻が水上を移動するときにルートにある物を巻き上げ、その後雨と一緒に落ちてくるのだ。
ところが、金沢地方気象台に確認すると、石川県内は4日夕も、5日夜から6日朝にかけても「大気の状態は安定していて竜巻が発生する状況ではなかった」。石川さんが「夜中にドカンという音がしたと家族はいっていたが、雨や風などはなかった」と話していることなどから、気象台が観測できない小規模な竜巻が発生した可能性も低い
このような現象を「ファフロッキーズ現象
」という。
http://www.fitweb.or.jp/~entity/kaiki/rakkabutu.html
このような奇妙な現象に一般の関心を引きつけたのは、超常現象研究の第一人者、チャールズフォートだった。フォートはこうした奇怪な現象を空からの落下物(FAlls-FROm-The-SKIES)にちなんで、「ファフロッキーズ(Fafrotskies)」と命名し、世界中に記録されたおびただしい数の事例を収集した
ファフロッキーズ現象において天から降ってくるものは実に多種多様である。ここでは具体的にどんなものが降ってくるのかを紹介しよう。
≪魚の雨≫
この現象の中ではカエルと並んで最も多くの報告がある。1989年、オーストラリアのクィーズランド州ローズウッドでは千匹に達するイワシが降った。最近の事例としては1997年2月に、サウスオーストリア北部のウェルボーンヒルズ家畜牧場に降った小魚の例が挙げられる。それは体長5センチほどのイサキ科の魚で、まだピンピンと跳ねまわっており、それをカラスの群れがついばんでいたという。
≪カエルの雨≫
有名どころでは1922年9月にフランスのシャロン=シュル=ソーヌで起こった例が挙げられる。この事例では、なんとカエルの雨が二日間も降り続いた。その他、1979年7月にイギリスのベドフォードシャーにおいて、ビダ・マクウィリアム婦人の自宅の庭にカエルが豪雨とともに降ってきた事例や、同じく1979年の6月にギリシアのコモティーニでおびただしいカエルが降り、累々と道路を埋めた結果、交通を麻痺させた事例などがよく知られている
≪竜巻説の問題点≫
竜巻説にしても、すべての事例に妥当な解決を与えてくれるものではない。この説で問題なのは、一部の事例には当てはまっても、残りの事例については未解決な謎が数多く残ってしまうという点である。
陸上や水上の竜巻は道筋にあるものをことごとく吸い上げるのに、ファフロッキーズ現象ではこれといったほかの事物の残骸が降ることはめったにない。生物が降る場合などは、ほとんど例外なしに、ただ一種しか関係していないのだ。
重力がおのずと同じ大きさのものを振るい分ける、と見る向きもある。しかし、それなら同じ大きさで種の違う生物が一匹ぐらいは混じっていてもいいはずだが、そのような事例は皆無に等しい。
また、空気力学的な細部を異にする一種以上の生物が含まれる事例も説明できない。例えば、1890年に起こったファフロッキーズ現象では、もっぱらカエルとマンボウが降ってきた。
- いま「1Q84」で話題の村上さん、7年ぶりの長編と言われているが
- まさに7年前、2002年に書かれたのがこの本。
- 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)/村上 春樹
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