「wakamaru(ワカマル)」
ものづくりフェスタの会場にて。
人と暮らすために生まれた世界で初めてのコミュニケーションロボット
質問したらきちんと肉声を聞き取り、その答えをお話してくます~。
体操もできます。
頭部に備え付けのカメラで自分のいる場所を判断し記憶して
家庭の中を自由に動き回るそうです。
それはそうとこの男性、wakamaruを相当お気に召したらしく
ず~っと手を握って話さなかった・・・。
(誰かとコミュニケーションしたいのね~。)
この方がwakamaruの生みの親!!!
三菱重工業 神戸造船所 先端機械宇宙部
先端装置設計課
開発担当者の日浦亮太さん!
込み入ったシステムのロボットを生み出す人は・・・どうしてなかなか
相当気さくで明るい方であった。
ほら!この笑顔!
若い頃の手塚治虫さんに似て・・・いるような、いないような。
お話しして私が何よりカンドーしたのは
例えば、wakamaruは「天気予報」を教えてくれるので、
こちらが「天気予報」と言うと、
「アレ、イマ、天気予報と言ったヨウナ・・・」と
あいまいな返事をすることが時々あるのですね。
最初私は聞き取りの認識が不確かなときにそういうのかと思っていた
のだが、
実は、
開発の日浦さんによりますと
「ふつう、人間の会話のパターンでも、すぐ相手の言葉に返事をしないで
いま一度、確認するときがありますよね。
だからあえて、時々は、すぐ反応せずにあいまいな受け答えをするように
インプットしてあるのです。
その方が人間らしいでしょ」
ひえ~~~!!!
正確さよりも、「人間らしく」するために~~~!!!
そのために人間の会話パターンを何百何千通りも調べて
あらゆるパターンを打ち込んでいるのだそう。
アトムの誕生は本当に、もう目の前なのだった・・・。