minaさんに誘われて、渋谷のちょっとはずれにある鞄屋さんに行った。
この人達に会いたくて。↓↓↓
↑コマツさん。 ↑キンちゃん。
Fugeeの鞄をつくり出すのは、アーティストでもデザイナーでもありません。
Fugeeには、鞄をつくることを楽しむ3人の職人がいるだけです。
(HP http://fugee.jp/ にはこう書いてある。)
Fugeeはフルハンド、フルオーダー、手縫い革鞄のお店なのです。
真ん中の黒いところが金具。(何かで覆ってある。)
お客さんの注文に合わせて
1つ1つの行程を丹念に手作りしていく。
3人の職人さん合わせて、月に3つ(平均)の鞄を仕上げるのがやっと。
革と革のつなぎ目になる、
「辺」というのか、の部分もやはり「革」。
キンちゃんの繊細で余年のない手仕事です。
革をスライス?薄く削る機械。
うしろに積み上げてあるのは主にヨーロッパから仕入れた材料の革。
お店はこんな感じです。 ぬくもりある革のニオイが溢れている。
近所の猫。
許してね。
もともと自動車の設計をしていた藤井さんは25年前、自分の手でものを作りたくて
鞄屋さんになりました。
お客さんにはいろんなこだわりの方が入らして、
この財布と手帳と名刺入れと・・・手持ちのビジネス小物が全部ぴったり収まる
ポケットを付けた鞄を作って!
とか、
ワイングラスを持ち運べて、尚かつフタを開くとテーブルになる鞄を作って、とか、
注文によっては1年以上かかるものもあるそうです。
話を聞いてからデザインを考え、型をおこし、すべて手作りなのだ。
革も張るが値段も張るだろう・・・。(うまいこと言うてる場合やない)
「どんな仕事をしているお客さんなんですか?」
意外にもワイン鞄をオーダーした人は趣味でワインが好きな学校の先生だとか。
世の中にはこだわりを持つ人がいるのですねぇぇぇ。
わたしも将来、いつか注文して持ってみたいホンモノの革鞄のお店でした。
だけど今、注文しても完成は2年後だそうです。
ちなみに
大きさ・カタチにもよるが1つ25万とか38万とかそれ以上とか、値段はそういう感じ
らしいです。
Fugee (藤井鞄) http://fugee.jp/
渋谷区鶯谷町18-8 亀山ビル1階
12:00~20:00(木曜定休)
Tel fax 03-5489-2279