台所の瞬間湯沸かし器が点かなくなった。
この1年余りどうにか騙し騙し使ってきたのだが、
昨日の朝、とうとうお湯が出なくなった。
1993年製である。
もう13年もたっているのか~。
不動産屋さんに電話した。
「もしもし202号室のコタニですけど、
湯沸かし器の調子が悪いので交換してもらえないでしょうか?
あ,それと電池は交換したので電池の問題ではないと思います~」
不動産屋の女性は
「それは不自由をおかけしまして。
早速対処するように致します。O沢が承りました。」
と、まことに丁寧な応対であった。
実は入居したての頃、別の不具合(網戸がない、風呂、水道、色々)で
やりとりした担当者の男性の態度があまりに横柄だったので、
連絡するのをためらっていたのだが、
こんな親切な応対なら早く電話すればよかったな。と思った。
夕方になって、折り返し電話がかかってきた。
電話に出ると・・・、
げっ!
例の男性だった。(やっぱこのオッサンが担当なのか)
「湯沸かし器が点かないんだってぇ?
あのね~器具の下に電池があるんだけど~、
その電池をね~・・・」
ほ~ら来たぞ。
(電池のせいじゃないと、わざわざ付け加えて伝えたのに)
ちょっと厳しく言ってやった。
「ですから“電池は交換した”って、
お宅のO沢さんにも伝えましたけど!」
するとオッサン、急に口調が変わった!
「あ、さようですか、ハイ。では直ちに
家主に連絡して交換の手配を致します。」
さっきまでのタメ口が突然、デスマス調に変っていた。
こういう相手には、目には目を!だな。
「おいコラ!オッサン、若い(?)娘や思てナメとったらあかんど~。
早よ交換せんかい。
冷たい水でお皿洗たら脂汚れが落ちにくいやんけ、ワ~レ~!」
って怒鳴り込んだなら・・・、
こらっ!誰が“瞬間湯沸かし器”やね~んっ!