ー5月公演に向けて石山寺へー


当日演奏予定の源氏楽帖に登場するのは、源氏物語の「須磨」までです。






紫式部の源氏物語の中で、「須磨」以降に登場する「関屋」(=光源氏と空蝉(うつせみ)が再びすれ違うシーン)の舞台は、まさに滋賀県。

石山寺に向かっている光源氏は、かつて好きだった空蝉(うつせみ)と、逢坂の関で偶然すれ違います。

琵琶湖のことを「しほならぬ海」(=塩のない海)と、紫式部は表現しています。






源氏物語にも登場する石山寺は、紫式部が源氏物語を執筆した場所という伝承があります。







石山駅から石山寺駅までは、京阪電車で2駅。
石山寺駅で降りて、石山寺に向けて川沿いに歩きました。駅からまっすぐ道に沿って歩くだけなので、非常に分かりやすい場所でした。気候も距離も歩きやすかったです。


石山寺までの道中、光源氏や夕霧の歌が飾られていました。










大河ドラマ館。これは撮影可のスペースです。













チケットを買う時に、チケットの設定が少しややこしくて、しばらく立ち止まってしまったのですが、他のお客様もチケット売り場の前で、「あぇ?」と戸惑われ、さらにあとから来られたお客様も同じように悩まれ、団子状態に。
とりあえず行ってみて分かったことは、小雨で道がぬかるんでいて、坂や階段が続くこともあり、雨が強い日や、特に足腰が弱い方は、大河ドラマ館のみにしたほうが、難なく楽しめると思います(大河ドラマ館は入口付近にあります)。


三井寺も行く予定でしたが、思ったよりも階段の上り下りがハードだったので、この日は石山寺の散策で終えることにしました。
また三井寺に行く機会があれば、書いてみたいと思います。

5月25日の「紫式部✕巖谷小波」公演は夜公演なので、よかったら当日石山寺の観光も兼ねていらしてください。


石山寺までのアクセス

京阪電車「石山寺」駅から徒歩10分

石山駅で乗り換えると、乗り換え時間にもよりますが、ホール最寄り駅の大津駅から石山寺駅まで約17分〜22分です。

ちなみに、三井寺駅から石山寺駅までは20分です。







今後の演奏会予定



5月25日

ピアノリサイタルⅩⅣ「かの名はホーゼンフェルト “将校になっても人で在りたい”〜戦場のピアニスト〜」

@奏美ホール(滋賀県大津市)

最寄り駅は大津駅。京都駅より大津駅まで約9分なので、他府県からご来場いただきやすい場所です。


映画「戦場のピアニスト」より。音楽鑑賞だけではなく、人権教育をテーマにした題材です。イープラスにて販売中。


 







5月25日

ピアノリサイタルⅩⅤ「滋賀の魅力に触れるvol.3巖谷小波と紫式部」

@奏美ホール(滋賀県大津市)

最寄り駅は大津駅。京都駅より大津駅まで約9分なので、他府県からご来場いただきやすい場所です。




イープラスにて販売中。







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