台風で雨がうるさいので、ということで


子供と夫は一階のいちばん音がマシな部屋で寝て、


久々に私だけ ひとり 二階のゆったり広い布団で寝た。


よく寝たはずなのに 朝起きたら血行が悪い。


でもまた朝からぐったりと寝てたら 夫がうんざりするかなと思って


ウォーキングにでかけた。


川岸やコンビニのイートインや、いろんなところで


ぼーつと 考えごとをした。


ぜいたくな時間の使い方なのに


心はぜんぜん晴れない。


愛について、自分の中に巣食う強烈な不安について


いろいろと考えた。


いろいろと発見したのに


書く気力もない。


すべて 台風、気圧の変化のせいだと思いたい。




なにもかもだめ。


また鬱になると 義母や夫に 知らず知らず疎まれそうで


なにもいえない。




私のようすを察してか


こどもは少しやさしい。




義母と夫はテンポが合う、とくに育児では考えの方向性がわりとあう。


当たり前といえば当たり前。


でもわたしはやはり いらない存在に思える


実際いらないのかもしれない


それなら 育児をもうおまかせしてしまったほうがいい と思う。


家事も育児も義母と夫がやるなら


わたしの存在意義は


お金を稼ぐか


かわいく機嫌よくいるか


くらいしかない。


どちらも自信がない。


療養中だとはいっても


はたから見ると世話の焼けるプー太郎。


ああ、だからせめて こどものことはちゃんとしなくちゃ。


趣味に没頭するのに自分の中に歯止めがかかる。


完全に負のループ。


いっそ金を稼ぐ方に専念してしまいたい。


わたしの存在意義は もはや安定した企業につとめていることくらいではなかったか。


義父も同じ気持ちだったのだろうか。


家族にとっては ずっと義父を支えてきた、


でも義父からしたら 仕事をがんばるしか 家族に愛される道がなかった だとしたら。


なんと悲しいのだろう




仕事といえど、いまできるとしたら 家でやるちょっとしたメルカリとかeBayとかだ。


でも家に縛られているのが苦痛だ。


もう 思い切って ほんとにぜんぶ家のことを預けて


家にいない仕事 に没頭してみようか。


義父はどういう心もちなのだろう。


家にいたらいたでちょっと疎まれる というのは。


外での活動がすごく楽しくて


家族に感謝できたら それが一番なのだろうか。


生活ビジネスをやろうにも


他人のいる家、こどもが帰ってくるまでという


制限つきが息苦しいなら


家にいるのが息苦しいなら


どうしたらいいのだろう。


家の外で没頭できるのは、家の外にもちこめるのは、


いや、わたしの頭の中の強烈な不安から逃げられるのは


どこなのでしょう。


瞑想ばかりしていると


バカにされる、じゃまされる。


医者にはあなたは大丈夫といわれる。


夫には課題を色々与えられる。


自分は頭の中の強烈な不安とつねにたたかっていて


家族生活で精一杯で


それ以上のことをするのが すごく難しい。



もう夫すらいない 誰もいない世界に いきたい。




他人を気にしない思考回路には どうやったはなれるのだろう


さっぱりした性格には どうやったらなれるのだろう


がんばっても がんばっても むりだ


心が折れそうだ


これで死んだとしても これで家出したとしても


恵まれた環境にそむいた恩知らず ということになる。


客観的にみて 実際そうだろう。


客観的にみて をのりこえて 自分の意思を通す強さがあるかどうかなのだ、すべては。






夫とすれ違うと


わたしのすべてがうまくいかない、


逆か、わたし自身がうまくいかないから


今すれ違っているのか。


つねに夫からの承認をえていないと不安な


自分の心と、


自分は実際 ほんとうに夫を愛せているのか


母親からのもらえなかった愛にすり替えて執着していないか


ほんとうの愛とはなんなんだろう


ということを切々と考える。





とにかくなにをやっても きょうはだめだ。


身体も心も


ぜんぶ気圧のせいと思いたい。


1年の半分以上 調子の悪いじぶんに


周りがうんざりしていることを恐れながら。