2018.3.16 に書いたこちらのブログ

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このブログを書いた時に頂いたメッセージ(青字)をご紹介します。

※黒字は私のほうで修正した部分です。

 

 

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いつも楽しみにブログを拝読させていただいております、

○○○と申します。
私立○○大学医学部1年の子どもがおります。

現役で繰り上げ合格で入学いたしました。
 

子どもは、○○のトップ3と言われる中高一貫校の○番手に通っておりました。

子どもの成績は真ん中より少し上くらいの成績でした。


医学部志望の子達の多くが現役で国公立医学部に進学し、

私立医学部へは、慶應、○、○など、ほぼ決まった私立医

だけが進学先となりました。

 

※お子様の通われている中堅私立医も自宅通学できるという点で高校からの進学先によく選ばれる私立医のようです。


一般的に、医学部は現役合格は難しいと言われておりますが、同級生の多くは現役で国公立医学部に進学しましたし、息子の学校では、医学部志望の子達は元々浪人が少ないと言われておりました。
 

なので、医学部受験はいばらのみち、と言われておりますが、あまりピンときておりませんでした。

子どもは定期試験でさえも、完璧に仕上げたこともなく、無計画に受けておりました。
 

はじめは私立医学部など、経済的に考えたこともなく、国公立志望でしたが、通っていた塾の影響で、志望校が○○(上位私立医の一つ)と変わっておりました。

英語は早いうちに仕上がっておりましたが、理系科目が間に合わず、センターの試験勉強はほとんどできておりませんでした。結果、8割です。
 

出願先も、完全に間違えました。
あまりにも、無知でした。

ここはやはり、医学部受験に詳しい塾などに相談すべきでした。

 

訳の分からないうちに入試が始まり、ことごとく落ち、浪人を覚悟した頃に繰り上げの連絡をいただきました。
(慶応理工を急きょ、自信をつけるためにと受けておりました)

大喜びで手続きをしたのですが、○○県で勤務医をしている親戚から、

 

私立医学部に行くなんてもったいない。
慶応理工に合格したなら、来年は国公立
(医学部)に受かるよ!
と。


私立医学部だと、どの病院も、院長や、副院長には

絶対になれないの知ってるか?

 

と言われました。


何も知りませんでした。

親戚は、出身大学は長崎ですが、某旧帝大の医局に入り、その大学の院を出て現在はその旧帝がある○○県の病院で勤務です。
 

あちこち転勤し、おそらく今の病院で副院長あたりのポストは約束されているのではないかと思います。
 

京大、阪大は出身大学の差別がひどく、他大学だと僻地に飛ばされるが、旧帝○大は差別がない

とのことで、○大にしたそうです。

その親戚も、私立医に対しての偏見は酷かったです。
たしかにその昔、私立医と言えば開業医のあほ坊の時代、
その偏見は今でもなかなか抜けないようです。

 

きっと、旧帝○大の医局では そのような雰囲気が今も残るのでしょうね。

私立医学部に進学を決めた息子の将来を思うと、報われないものなのかと、悲しくなりましたが、本人が進学を決めました。


その大学ですが、やはり裕福な家庭のお子さんが多く、サラリーマンは少ないですね。
 

でも、皆、本当に仲が良く、試験前は協力しあって勉強し、再試になったら、再試ラインができ、情報を共有しながら皆で頑張っております。
 

誰かを蹴落とすような子など、聞いたことがありません。


いやらしいお金持ちと言うより、育ちの良いお子さんが多いです。
 

多くの友人に囲まれて、遊びに勉強に部活に恋愛と、青春を謳歌しております。^^

もともと友人を作るのが苦手な子達にとっては、仲が良い医学部の雰囲気が合わないのかなと、思うこともあります。


勉強も1人だと、情報がないので大変だとも。


まあ、一匹狼タイプの子もいますし、人それぞれかもしれませんが。

我が家も自宅生ですので、子どもの様子がよくわかります。
キチンと勉強をしている子は、
やはり再試ゼロの子も多いですね。
 

ただ、国公立との違いは、留年すると恐ろしく高い授業料を払えるのかという、圧倒的な親の不安です(>_<)


開業医が多い息子の大学では、そんな風に感じる親も少ないのかもしれませんが、我が家はサラリーマンです。

親戚には、

マッチングで○○(自宅がある都会)に残らずに、違うところに行けばいい

と、言われました。
 

今と昔と医学部受験は様変わりしているのだけど、ともなかなか言えず、哀れに思われていることにモヤモヤします。

なんだか、とりとめのない文章になりましたが、お話を聞いていただきたく、メッセさせていただきました。

また、私立医はそんなに出世させてもらえないものなのか、情報をお待ちでしたら、ブログに書いてください。

突然のメッセージ、失礼いたしました。

 

あと、大学の授業の件ですが、
生徒のいらぬ発言により先生が
機嫌を損ねてしまい、
試験で授業で扱わなかった内容が出て
再試続出などということはありました。

まあ、再試では授業で扱った内容になり、
拾っていただけたようですが。

質の悪い生徒がいることも事実です。
(留年生でしたが)


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以上、頂いたメッセージの転載でした。
ご協力頂き、心よりお礼申しあげます<(_ _)>


ご親戚の国医出身医師からの言葉。

多分、今までの自分のご経験から親切心で
アドバイスされているつもりなのでしょうね・・

ただ、自身も長崎大学から旧帝医局に入り、
医局制度どっぶりの時代を生きてこられた
医師の言葉として、果たして、
今後医師になっていくこれからの時代の
若者に対し、的を射ているのか?いないのか?

医師家庭でないメッセージ主さんも、
お子さんの出世を強く望んで
仰っているのではなく
ただ単に、
親戚の医師から投げかけられた忠告が
心にひっかかっておられるのだろう
と推測します。

そのようなことを調べる術もなく、
一度、現役医師や
今の医局事情に詳しいと思われるような方々も
読んでいるかもしれないブログで、
ダメ元で聞いてほしいという気持ちも
おありと思います。


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私立医学部に行くなんてもったいない。
慶応理工に合格したなら、
来年は国公立に受かるよ!


という親戚の言葉だけは、
私もわからなくはないので
私の感想を書かせてもらいます。


受験生本人と親は、
来年も医学部に合格できる
100%の補償がない以上
今年ご縁があった(中堅)私立医で
やっていこう・・・
と思うのも普通に芽生える気持ちと
私は思います。

ただ、潤沢に教育資金があるというほどでもない
サラリーマン家庭であること、
有名な超進学校に通い現役受験であったこと、
理科の勉強が追い付かなかったとはいえ
それでもセンター8割は取れていたこと、
慶應理工にも合格出来たこと、
等々を考えると
一浪して、真剣に受験勉強と向き合えば
国公立大学に来年合格できる可能性は
十分あるのに勿体ないと思われた御親戚の言葉は
私自身もわからなくもないです。

それでも、私も過去記事で
我が家のことも含めてこのことは
書いていますが、
現役生とはいえ、
私立医に行かせるだけの教育資金が
言い方は悪いですが中途半端にあったことも
「国公立大1本で!」とシンプルな受験が
出来ない要因となったこともよくわかります。

なので、ご親戚の医師は、
親戚の子のことを本心から考えて
仰っているのだろうと推測します。
本当に学力がないと思うような子には
このようなことは言いませんし^^;

けれど、このこともまた、
我が家のように一浪して
国公立大医学部に入学できた者が言う事であり
そういう者が、
「浪人の1年なんてあっという間だよ。
センターまで10ヵ月切ってるからね」
と言える心境になるのであり、
受験真っ只中の現役生や浪人生にとっては
今が全て!
今、楽になりたい!
これもまた、人間に生まれる
当然の心理ですので
そのことを誰も止めることは出来ません。

もう1年頑張るも、前に進むも
そのご家庭が決めること!ですしね^^;

そもそも私立医に進学できないなら、
最初から親が毅然とした態度で
「我が家には私立医に出すお金はありません!」
と断言した上で、
子も覚悟の受験をする必要がありますが、
人間、合格頂いた医学部を経済力のことだけで
反古にすることほど辛いものはありませんから
それくらいなら、
最初から私立医受験はしないほうが
良いのでしょうね(>_<)


・・・・・・・・・・・・・・

次に、

 

私立医学部だと、どの病院も、

院長や、副院長には

絶対になれないの知ってるか?

 

マッチングで○○(自宅がある都会)

に残らずに、違うところに行けばいい


という親戚医師からの言葉を受けて
メッセージ主さんの心の中に芽生えた

 

私立医はそんなに出世させて

もらえないものなのか、

 

という疑問に、
私は全く答えることができません(p_-)

知っている話でも結構ですし、
自分の周りの事例だけでも結構ですので
コメント欄なりメッセージなりで
この点に関し、難しい質問かと思いますが
ご意見をお寄せ頂けたら幸いです<(_ _)>




(追記)


もう、これ読めば言う事ない!というような
メッセージ主さんも欲しかったであろう
コメントを頂きました。

私自身もとても参考になりました。
ありがとうございます♡

ヘタに私がコメント欄でコメ返するのも
気の利いたコメ返出来ない気がするので
こちらにてお礼申しあげます<(_ _)>


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