リブログさせて頂いたブログに書かれていた下記の文章
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反抗期の息子が母親に向かって
「くそばばあ」
母は怒るのではなく、
悲しくて泣く、その母の涙
![しょぼん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
息子は大抵更生する…
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この「親が泣くのが効果ある」とネットに書かれていたという件について、皆さんはどう思いますか?
あなたは、子どもから何か言われて泣いてしまうタイプ?
絶対に泣かないタイプ?
私は絶対に泣かないタイプです。
性格によるものでしょうが、私は子どもの前で泣かないというよりも泣きたくないのです。
それは、メソメソ泣く母親を子どもが尊敬してくれるとは思えないから。
職場でもそうでしたが、叱責した相手に泣かれてしまっては、上司もそれ以上言いたいことも言えなくなってしまいます。
OLの時から、泣いてことを終わらせようとする同僚女子を見ていて、それってズルいと私は思っていました。
同様に、反抗期の子どもも、自分が発した言動によって母親を泣かせてしまったとなると、落ち込むことはあるでしょうが、一方で「泣くのはズルい」と思う子もいるかもしれません。
ことは泣かれてしまったら、そこで終わってしまうのですから。
子ども自身の言い分を伝える機会は、母親の涙で奪われてしまいます(>_<)
一方的に自分が悪いと思うなら「親を泣かせてしまった・・」と反省してくれるかもしれませんが、親に「クソばばあ」「うざい」と暴言を吐く前に、子どもにとっては本当にウザい親の態度なり言葉があったのですから、親にも謝ってほしいのです。
子どもを怒らせた原因が親である自分の言い方にあったと思えば、まずは「言い方が悪かった。ごめんね」と素直にその点を先に謝ることはとても大事です!
それでも、母親の怒りや心配の原因を作ったのは、そもそも子ども!
うざいことを言わせる子どもの問題行動があったから、そのことを指摘したまで。
「私が謝るなんて、なんだかおかしいわ!」
と思ったとしても、
「私の言い方が悪かったのなら謝る」
とそこは素直に謝り、互いの喧嘩腰状態をまずは解消しましょう。
けれど、バトルになろうとも最初に「親に対して言う言葉でないでしょ!」と毅然とした態度と一言を発することも躾の上でも大切な気がします。その後で、「自分も言い方が悪かったなら謝るよ。ごめんね」という言葉を続けてください。
本来はその問題行動について、どう改善したらいいか話し合いたいのに、互いに喧嘩腰では、核心からどんどん遠ざかってしまい話し合いにならないですから orz
これが、反抗期息子、娘との付き合いの上での難しさです。
まずは、喧嘩腰状態を解消することに努めましょう。
「クソばばあ」「うざい」と暴言を吐かれた母親は、「泣く」のではなくて、泣きそうになるのを我慢しているような悲しげな顔を見せるにとどめたほうが、子どもには親に向かって暴言を吐いたことに対する反省を促せるような気がします。
そして、ここからが大事!
一言だけ!
「お母さんは、あなたからクソくそばばあって言われて悲しい・・」とぼそっと伝えるのです。
これをI(アイ)メッセージと言います。
それ以上は言葉をかぶせないのもコツ。黙ることで冷静になる時間を作るのです。
「(あなたの)その言い方はなに?」(Youメッセージ)
という言い方で子どもを主語にして責めては、
「そう言わせるのはあんたや」と反論してくるだけでしょう。
「(私は)悲しい」という母親の気持ちを伝えるIメッセージを聞いた子どもは、ふてくされて部屋を出ていくでしょうが、心にぐさっときているはずです。
そして、自分が発したクソばばあという言葉を、今後封印してくれる確率は高いはずです^^;
ただのばばあに変わるだけだったら?!
さてどうしましょう?クソが取れただけまだましになったと喜びますか?!(笑)嘘です(^^ゞ
「ばばあと言われて悲しい(:_;)」と、根気強く自分の気持ちをきちんと子どもに伝えましょう<`~´>
くどいようですが、
相手を責めれば責めるほど、両者が喧嘩腰になり、子どもの問題行動の解決は遠のきます。
子育てコーチングは、こういうことを学び、実践にまで持っていきます。私なんぞは、その時は「なるほど」と思っても、すぐに忘れてしまうので、何度も学び直しては実践を繰り返してきました。
それは息子が大学生になっても未だに同じかな・・
うちは遅い反抗期が大学生になってからやってきたのでね・・
反抗期の子どもに悩むお母様方、共にがんばりましょうね(^_^)