前回のブログの続きです。
読売オンライン記事の
FP長尾義弘さんによる
記事からの抜粋(青字)です。
【地震保険は入るべきか?】
よく相談を受けるのが、
「地震保険は入ったほうがいいか?」
ということです。
地震保険は、
火災保険のオプションという形で付帯し、
どの保険会社で加入しても
保険料は同じという特徴があります。
しかし、地震保険をセットにすると
保険料が割高になるせいか、
加入率はいまだに3割弱にとどまっています。
たしかに、地震保険は保険料が高く、
保障の上限は火災保険の2分の1です。
2000万円の契約なら、
地震保険の最高金額は1000万円になります。
1000万円のうち、何%受け取れるかは、
さらに三つに区分された損害度により決まります。
これでは家を建て直すことは困難でしょう。
東日本大震災から6年がたちました。
政府の地震調査研究推進本部によると、
関東地方で30年以内に
震度6弱以上の地震が起こる確率は
東京都で47%、横浜市で81%です。
もっと長期で見ると、
地震は必ず起きるといっていいでしょう。
私の考えでは、
「地震保険は入った方がいい」と思います。
実は、地震保険というのは、
「家を建て直す保険」ではなく、
「生活を立て直す」保険です。
地震保険は、単独で入ることはできません。
必ず火災保険の特約で入る必要があります。
火災保険は、
「建物」と「家財」の二つに分かれています。
地震保険は、
「建物」に付けると建物の被害を補償してくれます。
家財の場合は、
電化製品の損傷や装飾品などの被害を
補償してくれます。
両方に付ければ、
「建物」「家財」の双方の補償が
受けられることになります。
私の勧める地震保険の入り方は、
「家財保険」に地震保険を付ける方法です。
建物より、家財のほうは被災したときに、
補償認定がされやすいからです。
建物に比べて保険金額が少ないので
保険料が安く抑えられます。
また、家財保険は、
突発的な事故で家財が壊れても補償されます。
たとえば、落雷でパソコンが壊れたとか、
子どもがテレビの画面を割ってしまった場合なども
補償の対象になります。
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わが家はマンション住まいですが
今年引っ越しました。
引越には、
確実に来るであろう地震に備える
という理由もありました。
ハザードマップを元に津波予想を確認し
免震構造のマンションを選びました。
免震による揺れ軽減を期待して
家財保険加入も入居当初は
加入はやめようと思いましたが
4月からの保険料大幅値上げがあるのを知って
家財保険を検討したところ
思ったほど高くなかったので
ついでに地震保険も付帯させて
結局加入しました。