リブログさせて頂いたブログを拝見し、

多浪や仮面浪人して夢を叶えようともがく若者を想った・・・

 

息子たちの受験は去年終了したのに

私はどうしていつまでも受験生が気になるのだろう?

 

私の記憶の中のことなので

違っていたら申し訳ないのですが、

今年の春は、5年間浪人した人が

医師になるという夢に一歩近づいた瞬間を

ブログを通じて見させて頂いた。

4浪目は予備校に通ったが、それ以外は自宅浪人。

結局看護学部に入学するも

医師への夢が諦めきれずに仮面浪人。

そして、看護学部2年終わりの今年春

医学部に進学されたという若者。

仮面浪人時代も入れると通算7浪!?

 

私は彼が仮面浪人している去年

ご本人のブログに出会い、

医学科受験へのチャレンジを知ったのだが

その多浪の経歴を知って

その粘りと執念に心底感動した。

 

一見不器用に見えるその生き方。

遠回りしているようにも見えるし

受験に対する甘さも当初数年はあったのかもしれない。

それでも、本人は本当に苦しかったと思う。

諦めかけた時期もあっただろう。

自分を看護の道で納得させようともがき苦しんだよね。

それでも、やはりそれは違うと違和感を感じる瞬間があり・・・

 

それら経験を血肉とし

自分の夢を諦めずに進むその強さに、

現役で医学科に進学する器用な若者とは

比べ物にならないような

何か凄みを感じずにはいられなかった。

 

そして彼はこの春見事、

某国立大医学科合格を決めた!

 

 

リブログさせて頂いた

ブログにはこんなことが書いてあった(青字)

 

 

【使命の見つけ方6つの問い】

1.問題から逃げていないか?

 

彼は逃げることをしなかったからこそ、

多浪したのだろう。

 

2.時流に乗っているか?時流を作っているか

3.命から湧いてくる欲求・欲望を大切にしているか?

 

命から湧いてくる欲求・・・

なんて重い言葉!

その欲求を大切にしたからこそ、

多浪という生き方をしたのだろう。

4.天分のツボにはまっているか?

 

正直そこは本人にも

医師になってみなければわからないかもしれないけれど

多分天分のツボにはまるでしょう。


5.現実への異和感を大切にしているか?

 

不本意な進学という現実への異和感があったからこそ、

仮面浪人していたのだよね



6.動いているか? 動かなければ出会いはない

 

彼は確かに動いた!!そして今も動いている!

 


考えていても、答は出ない。
動けば、問題も出てくる。
問題が使命を与えてくれる
人との出会いがある。
出来事との出会いがある。
出会いが人生を作るのです。

「この命、何のために使うか」

       ・

       ・

       ・

 

 

そして今年もまた、そんな仮面浪人をしている

学生さんたちのブログを私は拝見している。

 

何故苦しい思いをしてまで

仮面浪人を続けるのか正直私には解らないし、

休学という道をとらない選択の不器用さが

はがゆくもある。

 

そして仮面浪人している人たちは一様に

仮面浪人なんてするものでない(>_<)

と大学と受験の両立の難しさを訴えながらも

大学の仲間に嘘をついてまで仮面を続けている。

 

ご本人の拘り、性格、家族との折り合いなど

様々な要因故に仮面という選択をされているのだろうから

他者に口を出すことなど出来るものでもないけれど・・

 

とはいえ

大学との両立という困難を自らに課し

ストイックに頑張っている姿を知ると

自分にはとても真似することが出来ない

真剣な生き方をそこに見出す気がするのだ。

 

仮面という選択が正解か不正解かは

本人が決めることだし、

他者目線はいらない、

大きなお世話と言われそうだけれど

他者目線の厳しい言い方すれば結果が全て。

合格できれば正解だし、不合格という結果なら

仮面という選択は目的が達成できないという点で不正解。

 

けれど、不合格という結果が出ても

自分なりに悔いがないようにやれる範囲で頑張った

と心の折り合いをつけて

自分で期限を作って仮面をするなら・・

今の場所で心を切り替えて前に進めるなら・・

一年を無駄にせずにチャレンジするだけはした・・・

と、本人なりに仮面をして良かったという答えを出せるなら

それはそれで良いのかもしれない。

 

 

生涯の中でも突出して緊張を強いられる受験生!

 

ブログを通じてでしかないとはいえ

そんな受験生の緊張感ある空気を

少しでも吸わせてもらうことで、

ぬーぼーと生きている自分に

喝を入れて貰えるような気にすらなってくる。

 

だから、私は受験生のブログを読むのが

未だに好きなのかもしれない・・・

 

そんなことを考えながら

リブログさせて頂いた記事を読みました。