今日は、国公立大学二次試験の日。

 

国公立大学が本命の受験生にとっては

正真正銘の天王山であり

まさに決戦の時。

 

全国のあちらこちらで親たちの、

子どもの受験がうまくいきますように!

最善の力が発揮できますように!

という祈りの念が

日本中の空を

飛び交っていることだろう。

 

いてもたってもいられなくて

神社に詣でて手を合わせている親御さんも

いることでしょう。

 

遠方受験について行った保護者は、

子どもがこの地にご縁があることを念じて

子どもが受験している時間も

1人、下宿探しをしている人も

いることでしょう。

 

 

息子が去年の春

大学生になれたにも関わらず

受験ブログを多少書いてきて

今でも受験生家庭の方々と

関わっているせいもあるかもしれないが、

毎晩のように夢を見る私は

次男の大学生の親としての夢ではなく

受験生の親としての悪夢をこの1年間も

ずっと見続けていた。

 

不思議と、

去年夏の長男の大学院受験の夢は

全く見ない。

 

勿論ひどく心配はしたし、

長男のことが頭の片隅には常にあり

ずっと気にはかけていた。

 

長男が単身東京で孤軍奮闘している姿に想いを馳せ、

孤独だろうな、

きちんと食事はできているのだろうか?

などと

常に想いは長男のもとに飛んでいた。

 

けれど、実際に

親がやれることは何もなかった・・・

 

学部入試と院入試は

受験としての質そのものが全く違う。

思い入れや、受験の重さも違う。

 

院受験には、

親がほとんど関わることがなかったし

関わってはいけないとも思ったし

また、関わりたくても子どもがそれを受け付けない。

 

18歳と22歳、その4歳の違いは

親にとっても実に大きい。

 

私が、長男の院入試に関する夢で

うなされることが無いのはそのせいなのだろう。

 

 

次男の受験の夢。

 

夢だから、内容はハチャメチャで

場面展開もめまぐるしくはあるが

夢の中では、

次男はまだ大学受験を終えてなくて

時には私自身が受験生になって

勉強が追い付かなくて焦りまくりの夢

ばかりを見てきた。

 

昨晩も、学校が舞台で

私は授業を受けているが

思うように板書できない夢を見ていた。

私は、今年度限りで、自称受験生応援ブログを

引退する宣言をしている。

 

本当は、そんな宣言などしないで

成り行きに任せたほうがいいのかもしれない。

 

いや、間違いなくその方がいい。

 

気分によっては、受験生さんとの関わりも

続けたくなるだろうし、

実際に仲良くしていただいるブロ友さんたちも、

来年度、受験生家庭という人も

結構いるのだから。

 

しかし、一度ここで

今年度限りの幕引き宣言をすることで

私が夜見る夢も

大学生の親としての夢

を見ることが

できるようになるかもしれないな

などと、思ってみたりする。

 

私みたいな人ばかりではないだろうし

私が特に、人よりもしつこすぎるのかもしれないが

それほど、

親も子どもの受験には心を砕いてきた

ということなのだろう・・・

 

親とは、自分の受験以上に

子どもの頑張る姿を見れば嬉しいし

頑張っているようにはとても思えない姿には

大いに落胆する生き物なのだ(>_<)

 

一喜一憂とはまさしく

受験生の親の為にあるような言葉なのだ。

 

 

お子さんが4月から大学3年生になる

現役で大学生になられたブロ友さんでさえ、

この時期が来ると胸がキュンとすると

未だにおっしゃっている。

 

 

先日、私は車を走らせながら

青い空を見ていたら、

息子の浪人が決まったときに

青い空さえ悲しく見えてしまった車の中で

流れていた

ユーミンの『守ってあげたい』という曲が、

また流れてきて

当時の切ない想いがまたもや蘇ってきた。

 

子どもたちには、

親のこの

子を守りたいという悲しいまでに切ない

親心という気持ちはわからないだろう。

 

 

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You don`t have to warry warry

 

守ってあげたい

 

あなたを苦しめる全てのことから・・・

 

 

遠い夏 息を殺しトンボを採った

 

もう一度あんな気持ちで夢をつかまえてね・・・

 

 

このごろ 沈んで見えるけれど

 

こちらまでブルーになる・・・

 

会えないときにも あなたのこと

 

胸に抱いて歩いている

 

 

守ってあげたい

 

他には何一つできなくてもいい

 

`Cause I love you

 

`Cause I love you

 

 

守ってあげたい

 

 

あなたを苦しめる全てのことから・・・

 

`Cause I love you

 

 

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親というものは、こういうものだ・・・