受験生応援ブログを書いたりしているものだから

子どもが小さいときから、

あゆみさんはさぞや教育ママ権だったに違いない!

と思い込まれがちですが

自分ではさほどではないと思っています(^_^;)

 

息子たちの小学校時代の勉強はこんなでした。

 

 

【幼稚園時代】

 

長男の時は、小学校に上がるまで、

自由保育で遊んでいるだけの市立幼稚園に通ったので、

私は長男に平仮名一つ教えることもなく

小学校にあがらせてしまいました。

 

私自身も幼稚園時代に勉強などしたことなかったので、

平仮名も小学校で習えばいいと思っていたのです。

 

そして、いざ小学校に入学したら、

ほとんどのお子さんが、

私立幼稚園では平仮名を教えていたり、

市立幼稚園のお母さん方も専業主婦が多いせいか、

しっかりと子どもには平仮名、カタカナを

教え込んでいたようでした。

 

小学校の担任から、

「皆さん平仮名は書ける状態で入学させます」

「授業でも一気に平仮名は飛ばすので、

家でもフォローしてあげてくれませんか。」

と電話を頂いたくらいです(>_<)

 

 

次男の時は、

お兄ちゃんのこの失敗を次男に話したら、

「それでは僕は入学前に字を覚えたい」と言うので、

本屋でドリルを買って与え、

自営の仕事場の事務所の机で、

私が仕事している横でドリルをやっていました。

 

毎晩寝る前に、絵本や紙芝居の読み聞かせは

してあげていたので、読むことは

自然に出来るようになっていました。

 

そのせいもあって、次男は、

3~4日かけて一気にドリルを仕上げ、

「お母さん、見て見て!」

と私に、平仮名とカタカナを正確に一気に書いてみせました。

 

この間の集中力は凄く、

やり出すと3時間くらい平気で黙々と

ドリルをやりました。

 

そして、書けるようになったら

 「よっしゃ~ヽ(^o^)丿」 と言って喜び、

その後は小学校入学まで一切何もしないぞー

という感じで、また遊ぶだけの日々に戻りました(笑)

 

 

次男は、時計の読み方も、幼稚園時代に何度も私に

「お母さん、今何時?」と聞いてきました。

 

それを何回か繰り返すたび、

私も「今~?〇時だよ」と

何も考えずに聞かれるので答えているだけでした。

 

そうしたらある日、

「なるほどねー」と呟き

「今、〇時〇分でしょ?」

と次男が私にドヤ顔で言ってみせたのです。

 

自分で勝手に時計を眺め、

親に時間を聞き、

時計の読み方のルールを自分で見つけ出し、

誰に教えられることもなく、

幼稚園時代に時計の読み方をクリアしていました。

 

私もこの時、親バカで「この子はかしこいなー」と思いました。

 

 

また、「梟」という名前のお店に入ったとき

「あの字なんて読むの?」と聞くので「ふくろうだよ」と教えると

次からは、「梟」の字を読めるようになっていたり、

 

長くて親も覚えられない植物の学名を

一回聞くだけでいつまでも覚えていられる

そういう一面も次男にはあり、親バカですが

次男には非凡さを少し感じていました。

 

長男にはそういう側面を感じたことは全くありませんでした。

 

むしろ、何かにつけ鈍臭く、

勉強のとっかかりも不器用なほうでした。

 

それでも、数学でのひらめきや英語に関しては

次男は、「兄には叶わない」と今でも思っている様子です。

2人は同じ高校に通いましたが、

高校時代の成績は、長男のほうが次男よりも

良かったくらいです。

 

長男は遅咲きタイプで、

中3くらいから急に成績が上がるというタイプでした。

 

次男は、小学校時代からどちらかというと

平均的に無難にこなす優等生タイプ。

 

その子によって、成長する時期って

勉強面においても違うな~ということを

子育てを終えた今だからこそ痛感しています^^;

 

そういう訳で、

幼い頃のことを「天才」と思う親バカぶりは

本当に当てにならないものだと、つくづく感じます(^_^メ)

 

小学校時代の天才、大人になればただの人!

とは良く言ったものです(・・;)

 

 

【自然とのふれあい】

 

このようにして、長男は小6終わりまで、

次男は小4の終わりまで(これは長くなるので事情は省略)

学習塾には行っていませんでしたが、

日曜日になると山に行ってはとってきた

「はぜ、ドジョウ、イモリ、カブトムシ」

公園で見つけた

「バッタ、カマキリ」

など、生き物を飼って、

親が言わなくても勝手に観察し、

植物も育て、勝手に植物の成長を記録し、

 

このようにして

自然からいろいろなことを学んだ

幼稚園、小学校、中学校時代でした。

 

長男の高校受験時でさえ、

勉強道具を持って山に入り、

釣りの合間に受験勉強をするという

 

今考えると、そこまでして遊びたいか!

というほどの親子揃っての山好きでした(笑)

 

野生の猿の大群に出くわしたり

ヒルの大群に襲われたり、恐怖も味わってきました。

 

その他、ツリークライミング、カヌー、潮干狩り

今でも続く筍狩りと山菜取りなど

兎に角、自然との触れ合いを多くしてきた子ども時代でした。

 

 

そういう訳で、

長男は数日前に初めて女友達と念願のディズニーランドに行き、

 

次男はまだディズニーランドデビューを果たしていません。

 

 

【中学受験とは無縁の環境】

 

我が家は、当時は私の仕事が相当に忙しかったこともあり、

幼稚園から大学まで公立のみで来てますし、

子どもたちの勉強も見てあげたこともありませんでした。

 

正確には、私の仕事がひと段落してきた

次男、小5からの通信による作文の勉強は私も関わりましが

学校の勉強に関してはノータッチでした。

 

小学校時代は、毎日友だちたちと公園でサッカーや

家でゲームなど遊び放題!!

 

息子の小学校からの帰宅よりも早く

お友達が自分の家にランドセルを放り投げて

我が家に息せき切って遊びに来るという毎日でした。

 

よその子の多くは、鍵っ子もいたので

我が家のおやつで育ちました(笑)

 

周りのお友達も、

通塾している子はほとんどいないエリアで、

中学受験もほとんど聞きませんでした。

 

長男の時は、

小学校で特にお勉強が出来る子たちほど中学受験はしなくて、

普通レベルの学力の子でかつお金持ちの子が

中学受験の為に塾漬けの日々を送っていたので、

公園仲間の子どもたちは同情の目で

中学受験組を見ているくらいでした。

 

これは、たまたま長男の周りはそうだったというだけですが・・・

けれど、我が家が住む場所は一応都会ですが

一部の人たちの比較的裕福な家庭の中学受験はありますが

我が県は公立王国を維持しているのも事実です。

 

勉強が得意で優秀な子であっても、

中学受験しない人のほうが多いというのもまた事実なのです。

 

同じ日本なのに、いろいろな人のブログを拝見する度

所変われば、教育環境も随分違うものだと感じています。

 

ただ、関東圏に住む私の幼友達は、

お子さんが中学から慶應でしたが

「どれだけ教育にお金をかけてきたことか(>_<)」

と、コストパフォーマンスの良い私が住む県の教育事情を

とても羨ましがります。

 

それにそもそも、

中学受験は、塾の送迎も私が時間を取ることも無理でしたし、

親子して根性もないので

最初から我が家の選択肢にはありませんでした。

 

 

【小学校時代の勉強方法】

 

小学校時代の勉強方法は、

友達たちと遊んだあと、兄弟揃ってリビングで

一日一枚(しかも片面プリント)をやれば事足りる

「一分の一」という月20枚ちょっと程のプリント学習オンリーでした。

 

日曜日は、親子して本当の休みということで

勉強時間ゼロの日と決め込んでいました。

 

テスト勉強なんてしたことは一度もないです。

 

そもそも、テストがいつだとか、

親も把握すらしていませんでした。

 

長男、高学年からは、週2回、

家のすぐ近くの長屋でやっている

生徒が数人しかいないそろばん塾には通いました。

 

公文などと違って

算盤は、拘束時間も短く宿題もないので、

行っておしまいというのがうちの子たちにはあっていたようです。

 

3級までとったら止めると最初から決めて、

実際に3級をとって、算盤は止めました。

 

平均すると、家での勉強時間は、

一日せいぜい、30分くらいだったと思います。