一つ前の記事の続きです。


非医学部に限らず、医学部でも、


倍率に惑わされない着実な力をつけておくことが大切で、


倍率にあまり惑わされないほうが良いと思いますが、


いかんせん、科目変更などの受験条件に変更ある年は、


模試の段階で


志願者数を前年よりもあまりにも増やしていたりすると、


受験生は息子のようにビビります(>_<)



そのビビりが裏目に出たのが、


2015年度の北大入試だったように思います。



結果論ですが、我が家の場合は


そこまで北大に拘っていたわけではないので


河合の2015年度医学科入試結果総括の


志願者数前年度比88%という志願者数減を知っても


息子も私も、現在通っている大学に満足していますし、


北大に出願しなかったことを


悔しい気持ちにはなりませんでしたが


これが、本当に拘りに拘ってきた第一志望であったなら


悔しい気持ちになっていたことでしょう。



そうならない為にも、


どうしてもこの大学にという強い気持ちがある受験生は


志願者数は無視して、


合格できる力をつけることだけに専念する!


こういう姿勢が大切であると思います。



どうして、このようなことを強調するかと言うと


皆さんは、


隔年現象


という言葉をご存じでしょうか?



現役でも塾に通っている人や


予備校に通う浪人生の親ともなると


医学部受験における「隔年現象」は常識なのですが


現役生でも塾などに在籍していなかったりすると


そういう言葉すら聞いたことないという人も


いらっしゃることでしょう。



隔年現象とは、


前年度の出願者数が少ないと、翌年は出願者数を増やし


その翌々年はまた前年の出願者増の影響を受けて


出願者数を減らすという


出願者数の増減を毎年のように繰り返す現象のことを言います。


その現象が、毎年のように起きている大学があるのです。



毎年、隔年現象が起きる大学はどこ?


という質問が聞こえてきそうですが


河合塾のざっくりとした偏差値65帯の


地方医学部に多いと思います。



ここでは大学名を書くのを差し控えます。


出願者数の推移を見て、確認してみてください。



毎年、そのような隔年現象が起きているのなら、


受験生もいい加減、気がつけよ!学べよ!


という話ですが、


受験生は毎年入れ替わるので


毎年、同じような隔年現象が起きるという訳です(ー_ー)!!



それだけ、前年度の出願倍率の影響を


心理的に受けてしまっている


受験生が如何に多いかということですね(>_<)



この隔年現象こそが、分析力が浅い受験生が、


前年度の出願者数に惑わされて


右往左往する現象そのものに違いないのです。



隔年現象の実態を知っている情報があるものは、


それを逆手にとって、


前年倍率が高かったところは今年は倍率が下がるだろう


という読みをして、出願先を選ぶということも


あり得るということでもあります。



医学部出願は、情報戦と言われる所以です。



こうやって受験ブログを読んでいる時点で


読者様は、情報を得ようとする姿勢がある人であり


そういう人は、


例えお子さんが予備校等に通っていなくても、


どうぞ、情報戦の勝者になって


医学部受験を乗り越えてください。



医学部志望者でも、現役だったり


通塾していない人にでも


本を購入するという手段もありますし


予備校発行の冊子も手に入れることはできます。



河合塾の受験情報冊子


『医進TUTORIAL』


は予備校生でなくてもゲットできます。



予備校が近くにあれば、予備校にも置いてありますし


下記のホームページからも申し込みできます。


      ↓


http://www.kawai-juku.ac.jp/medical/



駿台予備校でも、その手の類のものはあります。



情報は、待っていてもあちらからは来てくれません。


情報は、自ら取りに行くものです!