過去問をいつ頃解いたら良いかと言う質問を


ブロ友さんから頂きました。



具体的な受験勉強の方法については、


受験素人の私にお答えする資格はない


と思うので、


我が家の場合というレベルで書いてみます。



言うまでもないことですが、そんなこと当然と言えば当然で、


塾や高校の先生がたもその点は


お子さんたちには直接教えてくださると思うので


プロの言うことを参考にお願いします。


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まず、過去問を年度毎にまとめて解く時期は


志望大学がしっかり固定しているかいないか


によっても違うと思います。



医学部受験ではありませんでしたが


長男の場合、高3時は東大一直線でした。



塾などの演習問題でちょくちょくと


過去問が小出しに出てくるので、


そういう形では解いていましたが、



理科の勉強が間に合っていなかった長男は、


年度単位で時間を計っての過去問演習は


理科の仕上げが出来てからにしたいからと


過去問演習を先延ばしにしていた為、


年度毎にまとめて解くことが殆ど出来ないまま


受験突入してしまいました(>_<)



この時点で、現役で合格できる筈もないですよね(-_-メ)



東大合格者の体験談などを読んでいると


現役生でも秋に入る9月くらいから


過去問演習をばんばんしていますよね。



冬になっても理科などの履修範囲が終わらず


秋まで文化祭でクラス演劇をがんがんやらせる


公立高校の息子たちは


学習進度が速い中高一貫私立には、


到底、太刀打ちできないなと思ったものです。



長男の悪い例を書きましたが、


東大に限らず、京大、阪大、その他旧帝など


志望大学がぶれずにいる受験生なら


夏休みが終了したら


本格的に過去問に手を付け出す人も多いのだろう思います。



また、長男の後期日程に関しては


前期日程の受験が終了した翌日から


初めて過去問演習に取り組みました。



それでも、充分に間に合いましたが、


これも北大後期の息子の学部が


たまたま理科二科目受験だったからです。


それまで散々理科が間に合わないと嘆いて


理科ばかり東大に向けて勉強していたので


東大本番では、蓋を開けたら成績開示では


理科が一番点数が良かったという結果だったようで


後期にもその勉強が功を奏したと言う


偶然が重なったという理由はあったと思います。



後期過去問購入時期に関しては、


私は、12月の高校における三者面談での


出願校決定と同時に、



ネットで1995年から2010年までの


北大の後期過去問を購入しておきました。


※ちなみに、長男は2011年度入試です。


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医学部受験ですが、医学部受験でも


大学名に拘る方はいますよね。


何が何でも阪大、何が何でも名大などと


志望校がぶれずに、


1浪、2浪となってもなお、大学名に拘り続けた受験生も


私は存じ上げております。


そういう人は、


過去問対策も早めにやれるということになるのでしょう。



そうでなくて、センター試験の結果次第で


より合格率が高くなる大学を探して


全国視野に入れている受験生の場合はそうもいきません。



次男の場合がそうでした。



それでも、現役時の高校でも、浪人時の予備校でも


最初から目標大学は設定しますよね。



なんのかの言って、


在宅県や隣県、あるいはもう少し広いエリアであっても


比較的なじみのある近隣県の大学を


最初は志望大学に設定する人が多いと思います。



そういった大学をいくつかピックアップして


オープンキャンパスにも


高2までに参加したりしますよね。



そして、出来ることなら


センターの試験勉強一色になる前の


秋ぐらいの時期に


過去問を1年分だけでも解いてみて、


相性を見ておきます。



そして、自分との問題傾向の相性を見極めたら


更に、志望大学をセンター前には数大学に絞り込んでいきます。



例えば、次男の場合は、現役時に志望していた某大学も


問題傾向の難易度が低く、


手堅く点数を稼ぐ必要がある大学だった為


浪人して二次力で現役と差をつけたい息子には不向きと考えて


某大学を志望大学から外してしまいました。



例えば、理科がどうしても間に合わない現役生は


二次で理科のない大学にセンター前には絞り込んだり・・・


小論のある大学を入れるか外すか・・・


比較的問題難易度が高い為に合格者平均点も低くでがちな


単科大学との相性はどうか・・・


二次試験の難度はどうか、


難易度が比較的低く手堅く問題を落とさないように


しなければならない大学か・・・


難易度が高く二次力に自信がある人向けか


総合大学で非医学部と同じ問題流用か・・・


医学部独自の問題か・・・


などなど


それぞれに過去問を解いてみて


過去問を解いた感触で、自分は本番までに


合格点に達することができそうかどうか相性も含めて


吟味をしていくのだと思います。



そこまで用意周到にやっていても


実際にセンター試験が終了し、


センター試験の結果次第では


もしも、センターでこけてしまったら・・



こけてしまったは、変ですね(/_;)


最後の詰めでもセンター得点を


思うように伸ばせなかったら


が息子の場合は正しいですね(;_:) 



我が家の現役時のように


飛行機で飛んでいくような想定外の大学に


出願せざるを得なくなるかもしれません。



そういう場合は、ノーマークの大学なのですから


センター試験後に、


出願してもよいかどうか見極める為に


過去問を急遽、1年分だけでも解いてみて


相性を確かめることをします。



そして、出願大学が決定したら


二次試験本番までは


すぐに過去問演習にどっぷりのぬか漬け状態になります。



次男現役時は、このような状態だったので


出願決定と同時に、ネットで過去問を買いあさり


すぐに取り組めるようにしました。


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補足ですが、国公立大学志望で


私立医学部受験も1~数大学受験する場合ですが、


国公立志望者は、どうしてもセンター試験に


気を取られがちになり


センター後に、急遽、私立医受験を入れたりしても


過去問は既に売れきれてしまい、


本屋でもネットでも、本当に手に入れにくくなってしまいます。



我が家も、急遽受験することにした


関西医科大学の過去問が手に入らなくて


本当に困りました(>_<)



この点も、センターの結果次第で


出願大学を検討する国公立大学医学部と違って


私立医学部受験は様相が違うのだなと思いました。



そういう事態も想定して、勿体ないですが


受ける可能性が少しでもある大学は


早めに過去問だけでも入手しておくと良いと思います。