ネットより(青字)↓
 
「医学部地域枠」とは、地域の医師偏在を解消するために各大学や各都道府県で設定されている医学部入試の選抜枠。 
 
2008年度から段階的に定員数を増やし、2020年度は医学部定員9,330人中1,679人と、約6人に1人にまで拡大している。2022/03/04
 
 
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これら↑ブログの続きです

 

 

受験知識がある人にとって、傾斜を見ることは至極当然のことなのかもしれませんが、現役の初めての受験で、誰にも相談せず、情報不足のまま自分だけで何もかも決めている頑なな受験生もいます。
 
自立していると言ってしまえばそれまでですが、親に口出しさせない反抗期がまだ続いている人に多いと思います。
 
また、そんな反抗期のお子さんからも、「受験の話が通じる親」として、親も受験の仕組みについて勉強し、子どもから信頼されるだけの状態にしておかないと、子は親に相談する気を更になくすかもしれません。
 
  
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我が家の場合、
現役時の地域枠受験があったからこそ、自分たちだけが知っている受験情報があったウインク
 
それで、浪人時は愛知医科大学の一般入試も受験し、特待合格を頂いたうえで、納付金は納めず!
 
もしも、国公立大学前期が不合格なら、愛知医科大学の、地域枠の二次面接に進むつもりでした。
 

現役時受験は3番目の補欠で、あと1人というところで合格叶わず。一浪時は一般入試(筆記と面接)で特待合格。この実績があれば、地域枠では流石に合格になるでしょう!と踏んで、一般入試の納付金は納めないという戦略でした。
 
 
しかも、浪人時はセンター得点率も9割近く取れていて、愛知医科大学の傾斜配点で更にセンターの持ち点%が上がったので、地域枠は確実に合格出来ると確信をもてていました。
 
 
そこまでセンター得点率があったなら、最初から一般入試なんて受けなくても良かったのでない?と思うかもしれませんが、
 
愛知医科大学の一般入試の出願はセンター試験よりも早い時期にあったため、センター試験でどれだけ点数が取れるかは蓋を開けてみないと分からない以上は、愛知医科大学の一般入試も一応出願しておこう!となり、出願した以上は受験したというわけです。
 
 
因みに、相談会の個別相談の場で、念の為に、愛知医科大学の受験担当者に確認した事がありました。
 
一般入試で合格して納付金を納めた後でも、地域枠の受験資格はあるのか?
 
ということ。
 
返答は「ある」でした。
 
しかも、一般入試で納めた納付金と地域枠との納付金の差額は、返金してくれるという話でした(^^)
 
気になる方は、制度に変更があるといけないので、ご自分でもきちんと確認しておいてくださいね。
 

 

 

 

 

息子の現役時は藤田医科(当時の名称はまだ藤田保健衛生大学)の地域枠は設けられていませんでした。

 

浪人時に藤田も地域枠が設けられましたが、本当にドタバタで急遽設けられたということもあり、愛知医科と日程が被っていて、両方の併願受験は出来ませんでした。

 

その日程のダブりを私の方で説明会会場の藤田の担当者に指摘したら、「本当ですね~。気が付かなかったな~」と言われてしまいました( ̄▽ ̄;)

 

次年度以降の地域枠はどうか・・と調べたら、流石に両大学の地域枠日程の被りは解消されているようでした。

 

ただし、藤田医科の地域枠は、前期と後期の一般入試の中で、地域枠希望の有無を明示する形になっていました。

 

 

 

 

 

【関西医科大学】

 

また、大学によって、金銭的な貸与条件も全然違いますし、「産婦人科、小児科、外科のいずれか・・」などと将来の進路まで限定されて、それ以外の科も検討したいのに、こんなの無理~滝汗 というのもあると思います。

 

息子がそうでした。

 

それで関西医科大学は予備校近くの会場で受験出来たのもあり、力試しで一般入試で受験し地域枠を希望する欄があり、希望しない形で出願しました。当時、関西医科の地域枠は一般入試の出願時に「地域枠を希望するか否か」を明記する形で募集が行われていました。

 

あくまでも、地域枠と一口に言っても、募集の仕方は様々だという比較の為に2015年当時の受験記録を書いているだけですから、受験生さんは現状をしっかりとお調べください。

 

 

 

 

【個人の意見】

 

息子が受験した上記3つの私立医以外の地域枠については私は全く存じ上げませんし、調べてもいませんが、どんな感じでしょうね?

 

 

字を薄くしても意味ないですが、ここからは個人的なタラレバなので軽く読み流してください(>_<)

 

愛知医科大と藤田医科大は偏差値的には同等に位置する両大学。どちらがいいかというのは個人レベルの好みですし、以下のことは地元に住んでいる者としての個人が持つイメージだけでしかないことをご承知おきください💦

 

大学生だった息子と話した限りでは、同じ地域枠で合格なら、愛知医科よりも藤田医科を志望先にすると当時話していました。

 

当時、研究分野では藤田のほうがちょっとずつリードしている感じがしていました。当時の河合塾の息子たちのクラスの担任チューターも息子と同様のイメージを持っているんだな…という印象でした。

 

 

とはいえ、

愛知医科には愛知医科ならではの強みも勿論あるようですから、そこは好みなのかもしれません。

 

開業医の親を持ち、目指す科も決まっていてその科が愛知医科の方がリードしているイメージなら愛知医科の地域枠を優先的に志望する人もいらっしゃるでしょうしね。

 

 

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国公立大学しか受験しないというご家庭は多く、国公立大学が不合格なら浪人する。共通テストが医学部受験に届かないなら今年の受験は諦める!と決めていらっしゃる人は特に現役生に多いと思います。
 
個人的な意見ですが、その場合は、ダメと分かっていても、少しでも足切りを免れそうな国公立大学を探して2次の受験を経験しておくべきと思います。
 
また、例え国公立大学のみの志望であっても、私立医学科受験の一般入試で受験経験を積んでおくほうが、センター試験以外の経験なしに浪人に突入するよりは、面接含め受験の雰囲気を経験しておくほうが来年の受験に繋げる意味で無駄にならないと個人的には思います。
 
全ては来年度入試に繋げるためにです…
 
 
 

 

 

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