私のブログに夫の登場回数は極端に少ない。

 

私にとって、夫は可もなく不可もなく

空気のような存在。

 

でも、いなくなったら困る存在かな?

いなくなったら、きっと寂しいね。悲しいね(;_:) 

そのことだけは思う。

 

我が夫は、財布も全部私に預け、

財産管理も子育ても全て私任せ。

 

私は要所要所で、会社で言う所の

報連相(報告、連絡、相談)だけはするように心がけ

形式上夫に相談もし許可も得る訳で、

一人暴走することはないようにしているが、

ほとんど反対された記憶がない。

 

そんな夫婦関係なので、

私は子育て、家計管理に関しては不満もなく、

やりたいようにやらせてもらっている。

 

世の中には、財布も夫が握り、

子どもの教育にもしっかり口を出すタイプの夫も

少なからずいると思う。

 

隣りの芝生で、そういうタイプの夫も、

羨ましく思うこともあるが、

やはり、我が強く仕切りたがり屋の私には、

この夫婦関係があっているのだと思っている。

 

家庭内のことに関しては、

このように何でも妻任せの夫だが、

子育てにおいて、

夫のこだわりがない訳ではない。

 

 

今、思いつくのは3つのみ。

 

1つは、「子どもを親が起こすな」 と言うこと。

 

朝寝坊しそうな息子たちを私が起こそうものなら、

「ほっておけ。

痛い目に合えば、自分で気をつけるようになる。

そんな基本的なことも自分で出来ないようでは、

まともな人間にはならん」

とまでのたまい、

子どもを起こそうとする私が逆に怒られてしまう。

 

なので、我が家では基本

「寝坊も自己責任」を貫いている。

 

子どもが小学生に上がり

目覚まし時計を与えて以来、

子どもを起こしたことはない。

 

現在の私はというと、時々「お母さん!!」

と先に起きた次男に起こされてますが^^;

 

「ハイ!すみません^^;」

 

 

2つめは、「子どもの送迎を親が車でしない。」

と言うこと。

 

このことに関しては、夫も私も子どもの頃は、

自分の親に車で送迎などしてもらったことはない。

 

しかし、今の時代は、母親も車を持っている。

 

また、安全上の理由からと、

昔の人よりも送迎する時間が作れる人が多いから、

子どもを車で送迎する人は多いと思う。

 

田舎だと送迎せざるを得ない状況もあるだろうし・・・

 

この点に関しては、私は大雨とか、

いろいろな理由で送迎してあげれるときは、

してあげれば良いと考えている。

 

自分がしてもらって嬉しいことは、

子どもにもしてあげたい。

 

「こういうこともあと少しなんだろうな~」

とまもなく訪れる子育ての終焉を感じながら、

最近の私は喜々として

子どもを迎えに行ったりしている。

 

夫はそんな私には何も言わないが、基本、

「てめーのことはてめーでしろ!親を巻き込むな!」

というスタイルを貫き、

自分の手が空いていようが、

夫は子どもの送迎を自らはしてくれないし、

頼んでも拒まれる。

 

これも、夫のこだわり。

 

まぁ、こういう厳しさも男にはあってもいいかと、

私も夫の考えを変えようと

躍起になって議論したことはない。

 

しかし、子どもが小学生の時、

スイミングの送迎を車でしていたとき、

黙って車を乗り降りする息子たちに

何か違和感を感じたことがあった。

 

いつもの習慣の中で、

何気ない当たり前のことになってしまっていた

車の送迎。

 

私もうかつだった。

 

そこで、子どもたちにこう言ってみた。

「車での送り迎えは、

あなたたちには当たり前のことに

なっているかもしれないけれど、

お母さんの時間を削ってしている行為。

 

そういったお母さんに対して、

当たり前のように黙って乗り降りすることに、

お母さんは違和感を感じる。

 

今まで、そのことをやり過ごしてきた

お母さんも親として悪かった。

 

やはりどんな時にでも、

人が自分にしてくれたことに

自然と感謝の言葉がでる人になってほしい

 

これからは車から乗り降りするときに、

〇〇君たちの、「ありがとう」「ただいま」っていう

さりげない言葉を聞けたら嬉しい。」

 

子どもたちも、神妙に聞いてくれた。

 

そしてそれ以来、下りるときには「ありがとう」、

乗り込むときには「ただいま」を

スイミングの送迎の度に言ってくれるようになった。

 

そのことは、今でも変わらない。

 

当たり前のことだが、「親しき仲にも礼儀あり」

これが、なかなか我が家も出来ないのだが

子どもが小さいうちから、

さりげなくこういう言葉が出る人に育てたいものだ。

 

 

長くなったが、夫の3つめのこだわりは、

「食事の時に肘をテーブルにつけながら食べるな」

ということと

「お茶碗は、必ず手に持て」 ということ。

 

なぜかこのことだけを夫は

二十歳過ぎた息子にも厳しく言い続けている。

 

他のことは全く気にしないのに、

自分が父親からうるさく言われてきたことらしい。

 

だから自分も、父親の役目だと思っているみたい^^;

 

 

以上が妻から見た夫の、

親としての ささやかな こ・だ・わ・り  


それ以外のことは、な~~んにも口を出さない

妻にも子どもにも都合が良い
夫であり、お父さんです ^_^;