うそをつく子 助けを求められなかった少女の物語 https://g.co/kgs/wBFoW34


うそをつく子

トリイ・ヘイデン 早川書房 2021出版


最初のシーラという子の出版が1998年


大ベストセラーになって、

私はシーラが


さらっと「運が良かっただけ」と怒りの転移で

幼い子を殺しそうになってやめたことへの一言が

私おんなじことしょっちゅう思ってる


と感情移入がそれだったのに


後にトリイ・ヘイデンの世界によせる読者手記手記本が

え〜と道徳の良い子感想みたいな別の世界への感想パラパラちょっと読んで、

そうか虐待ってむこうとこっちの感覚は違うのかと。


それから25年、


嘘ばかりつくし暴力ふるうし、放火癖の入口にいる9歳の女の子とトリイ・ヘイデンとトリイ・ヘイデンがボランティアスタッフとして関わる支援関係者とチームでケアと再生への物語半フィクション。


荒れた行動や感情的な子どもに子どもの気持ちと硬度は肯定するけど、それについて私はどう思うか伝えるのこういうやり方なんだな~と

参考になると思う。おすすめします。


シーラという子も衝撃だったけど


よくあるセラピーというか自分が安全と感じられる場所お気に入りの部屋を想像して作るみたいな

カーテンの色がやら、匂いやら


読んでてちょっと一緒に自分は?とか想像したら


安全?今目の前のこの瞬間だけですが?

みたいなガーン

というか、結局、部屋って外から区切られるでしょう。それだけで、なんか落ち着かない

パーソナル空間の安全安心感持ってないらしい不安


激鬱体質はそうなってるのね赤ちゃんぴえんガーン


他人事みたいな表現だけど、自分でもびっくりというか

操作しきれない心の無意識って

自分の安全は1秒後わかるわけないけど何か?

って感覚解除するきがないってどうなんだ?っていう感じ


パーソナル空間の安全。

親に殴られた、罵倒されたと一切ないし大事にしてもらったんだけど。


結局なんていうか、パーソナル空間の決定権なし養育

物の指定位置決定権0で育ったと表現してるけど

とにかく1秒先の安全信じない人になるような家で育ってる

ひとつとして自分で決めれない。


無意識のしみついた感覚って癖みたいなもので

簡単に治らないってことですね。