こんばんはスター


火葬だけのプランにしたので
お通夜などはなく

亡くなった次の日の昼前に葬儀屋さんが
棺やお花を持って来てくれました。

棺に入れてしまうともう、
抱っこができないので
葬儀屋さんが来るまで私、旦那さん、娘で 
かわるがわる抱っこをしていました。

これが本当に最後の抱っこになる事が
本当に辛く悲しかったです。

葬儀屋さんが来てからは 
自分達の手で納棺させてもらいました。
90センチの棺でしたが
小さすぎる娘には
かなり大きく見えました。

そして、娘の体より大きいサイズの
ドライアイスを娘の体の下サイドに入れられ
数時間もすると
娘はかなり冷たくなってしまいました。
ほぼ凍ってる状態に。

祭壇のお花は 
女の子の赤ちゃんなので
お花屋さんなのか、葬儀屋さんのはからないなのか
分かりませんが、
ピンクのお花で可愛いく周りを飾って頂きました。

納棺してしまったので
すぐそばにいるのに抱っこ出来ない
悲しさ、
明日には形が無くなってしまう
寂しさ
産まれから10日間
母親として普通なら出来る事
母乳をあげたり
おむつを替えたり
着替えさせたり
泣き声聞いたり
沐浴させたり
生きている間に出来なかった無念さ 

いろんな感情に押しつぶされそうでした。

今できる事は
娘は飲めなかったけれど
まだ、出る母乳を
 御供えする事。
冷えた体に触れるだけ。

だけど
あっという間に次の日になり
本当にさよならする日に。

娘の為にも涙でさよならしないと
決めていても

御経を読んでもらってる途中で、
涙がとまらなくなりました。
棺の蓋を閉める時には
過呼吸になるぐらい泣いてしまいました。

それから火葬場に向かい
火葬の為の点火をする様に
職員さんに言われましたが
娘に火を付けるなんて
とてもじゃないけど私には出来なくて
辛い役回りを旦那さんにさせてしまいました。

火力の調整はするけれど、
体が小さすぎるので骨が残るか分からないと
言われてましたが

ちゃんと残ってて
残った骨すべてを骨壺に入れる事ができました。
骨壺も可愛い柄の骨壺を用意して頂いてました。
 
無事に火葬も済、
家に帰り

これからは今までと変わらない日常が
始まります。
娘が家で過ごしてない事
ベビー用品を揃えてなかった事
仏壇の前に娘が居ること以外
娘が産まれて来たのは夢ではなかったのかと
思うほど 
産まれてくる前と何も変わらない景色。

本来ならまだ出産予定にもなってない
現在。

夜になると胎動が激しいかったのに
当たり前だけど、胎動が無いことが寂しくなる。
あれだけ羊水過多で苦しくて、辛かった
はずなのに。
娘が居なくなった事を実感する。

もう一度娘に会いたいよ…
抱きたいよ…
声が聞きたいよ…