本日もありがたいことに、徒弟のバイブル編に参加させていただくことができました。心底このメンバーの中に自分がいるなんて、1年前の私が予想なんてできただろうか…。そして同じ空間を共有することができるなんて。

 

しかしその前に、本日の徒弟制度に参加するまでに、私自身に起こったことを共有させてください。自分への戒めとして。

 

実は今日、家を出て会場に着くまでの間、気持ちが堕ちてしまいました。きっかけは本当に些細なことで、乗りたかった時刻の電車に乗り遅れたことでした。ただ乗り遅れたことで、徒弟の会場に遅刻するようなギリギリでもなく、むしろ開始時刻より1時間ほど早く辻堂駅に到着する計画で、その電車に乗る予定でした。

 

自宅最寄駅からその電車に乗る際、ホームに着くまで階段を下るのですが、その時点で乗りたい予定の電車はすでに到着。電車からワラワラと下車する乗客達。その中の一人が階段を上り始め(何故だか隣に上りエスカレーターあるのに)急ぎながら階段を降りる自分と鉢合わせ、その人を避けようとする間に電車のドアが閉まりました。あと数歩早ければ…というところで、私は乗り遅れてしまったのです。まぁ、よくある話です。

 

ここから自分の性根がじわりじわりと顕れて…。

 

ワレ、なんで上り階段つかとんじゃ!隣に上りエスカレーターあるやろ??で、なんでお前わしと鉢合わせた時、微動だにもせんのんじゃ??なんで急いどるわしに気ぃ使えんのんじゃ??こちとら急いどるんじゃい。道譲るのはオメェやろ?ああ〜ん??(脚色ではなく、これが常に怒る時の心の声で、地元の方言です)

 

イヤホンからはいつもの癖で、低音ドスドス系のダウナーでダークなブリットポップが大音量で流れており、ますます私の感情の炎に油を注ぎます。怒りに支配され自分の息も浅くなっている…。そこまでは怒りの感情に飲まれつつも、かろうじて認知はできる。しかし一旦そうなるとネガティブな思考が止まらなくなり、投げやりな深いため息を吐いて無表情になった自分が分かる。これはマズい。これから加藤先生に会うのに、徒弟に行くのに、ここまでネガティブになっている自分ヤバい。ヤバいと思いながらもまだその感情は手放せれないまま。

 

案の定、そういうネガティブ思考に陥ると、顕れる現象もそうなってしまいました。

 

電車乗り換えで、私鉄沿線ホームからJRへ移動する時、やたらと歩みのノロいカップルが、前を陣取り通り抜けられない。私が進む方へ、道を遮るように横切る人が連続で続く。JRの改札で、私より数歩早く横から割り込みゲートを通ろうとしたおじさん、エラーで赤ランプ着いて通れない。その後ろで私も通れない。おじさんがモタつくので踵を返して隣のゲートに移ろうとしたら、そのゲートでも先に進んだお兄さんがエラーで赤ランプ。イライラMAXで、未だ隣でモタつく割り込みおっさんに向かって舌打ちした自分。

 

なんとか改札ゲートを抜けJRのホームで電車を待っている中、今自分に起こっている現象を冷静に見つめることにしました。まっすぐに自分の怒りの感情と向き合いました。なんなんだ?これは。これが今の自分の現実なのか?自分の性根が腐りかけていることを、ここまで連続で、現象として見せられている。本当にすぐに顕れるものなんだな、と。

 

この怒りの感情を抑えなければ、私は徒弟には行けない。このままだときっと行けないだろうな…。冷静になるために深く呼吸し、何がこの怒りの原因だったのか遡って考えました。原因は自分の中にある傲慢さ。最初の電車で乗り遅れたとき、なんで自分が道を譲ったのに相手が譲らないんだ?という、あの些細な出来事で、ここまで私は怒りを引っ張ってしまったのです。電車に乗り遅れた原因を作ったのは、「道を譲らなかったあいつだ!」というたったそれだけのこと。それによる弊害はなく、次の電車をただ5分ほど待てば良いだけなのに。思い通りにならなかった、自分の計画を乱された…という傲慢横柄な性根が、早々に現象化されたのです。そしてその現象は一通り全部、私の傲慢横柄な性根を、さらに煽り揺さぶるものばかりです。

 

実際に自分に起こる現象についてですが、数日前まで自分が謙虚でいられると平穏が現象として顕れていました。加藤先生の個人セッションに申し込みをした翌日くらいからそんな感覚になりました。自分にしては不思議なくらいストレスもなく、特にトラブルも起こらず歩く道先でも不快になることもない。お店の店員さんも感じ良く、知らぬ通りすがりの相手にもお互い会釈をして道を譲り合え、電車の中でも隣の人に会釈をされるなど、これは次元が変わったのかな?と思えるくらい平穏でした。申し込み時にスタッフTさんより「この瞬間より加藤の情報とより強く繋がるので安心してくださいね!」という返信をいただいたのですが、その効果がもうすでに?と思えるような、自分にしてはかなり穏やかな時間が続きました。ですが確信が持てなかったので出力し共有することを控えていました。

 

しかしやはりそこは人間。そんな平穏な日々もスキが魔を差し、徐々に私の得意なネガティブ気質に引っ張られるようになりました。その状態が今この現実に現象として分かりやすいほどはっきりと顕れてしまったのです。しかしそれとともに確信も得られました。加藤先生の仰っていることすべてを信じなければ自分は救われないことも。

 

電車が来るまでの数分の間、私は心の中で悔い改めました。私がここで怒りをぶちまけることは簡単。堕ちるのはとても簡単。だけど、それが◯魔の大好物。それに自分が腐ったら加藤先生の身近に○魔が入り込むことになる。徒弟制度の生徒さん達にも迷惑がかかる。徒弟制度のメンバーに入れていただいている以上、共生しているという意識を持たないと、もう私一人の問題じゃない。だから私は怒りを手放します。今日抱いた腐った性根を悔い改めます!と心の中で訴えました。

 

懺悔を訴えたあと、すると嘘のようなタイミングで、さっき改札でエラーで通れなくなり赤ランプを着けモタついていた例のおじさんが目の前を横切りました。私はその人の遠ざかる後ろ姿を呆けて見つめました。ここで現れる?!悔い改めることができたから?あの時は彼を怒りの感情で睨んだ私でしたが、その時には彼に対する怒りなんて1ミリもなくなっていました。なんか出来過ぎじゃない?と思いましたが、そのまま辻堂行きの電車が来たので乗り込み会場へと向かいました。

 

これが今日の徒弟制度の会場へたどり着くまでに、私の身に起こった現象です。些細なことではありますが、その後の徒弟制度バイブル編の内容とすごくリンクしたこと、またこの一連の事象を記しておかなければ自分の戒めにならないので、長文ですがしたためておきました。

 

お付き合いいただき、ありがとうございます。

 


 

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