別れとTristesse(悲しみ) | ピアノ奏者 横内愛弓のピアノな日々
一昨日2/25(月)は
BS日テレ『恋するクラシック』のOAでした☆
ご覧くださったみなさま
ありがとうございました☆



『横内愛弓のえにぐま!?porori』では
成人の日にちなんで
『大作曲家 二十歳のころ』の
えにぐま=謎を解きあかしました☆


★シューベルト作曲 歌曲『死と乙女』D531
歌詞はドイツの詩人マティアス・クラウディウスの
同名の詩からとられていて
死を恐れる乙女と、死神との短い対話が
描写されています。

後にシューベルトは
弦楽四重奏曲第14番D810の2楽章に
この歌の伴奏部分を使ってます☆
なのでこの弦楽四重奏曲も『死と乙女』と
呼ばれることもあります。

はじめて歌曲の『死と乙女』の伴奏を弾いたとき
出だし数小節で、、、
お、重々しいぞ、、、って思いました
(^_^;) 
死神が肩にのったような…そんな感じが…


モーツァルト作曲 セレナーデ第6番ニ長調K239
モーツァルトのセレナーデの中では
規模が小さな構成になってます。
セレナータ・ノットゥルナ「夜のセレナーデ」
という通称で知られています。

『セレナータ・ノットゥルナ』を噛まないように
楽屋で何回喋ったことか 笑


ショパン作曲 練習曲Op.10-3 『別れの曲』
お弟子さんが
別れの曲を弾いているのをきいて
ショパンが『おぉ我が祖国!』と叫んだ
というエピソードが有名ですね。

ショパンは
祖国ポーランドの独立を悲願としていたので
もしかしたら、別れの曲も
祖国を思って作曲されたのかもしれませんね。

別れの曲は
ショパンがつけたタイトルではなくて
ショパンの伝記映画『別れの曲』の
主題歌にこの曲が使われことから
日本ではこの名前で親しまれています。
西欧では『Tristesse(悲しみ)』の愛称で
親しまれているんですって。

『別れ』とか『悲しみ』の愛称がつくとは…
こんなにこんなに美しい曲なのに
なぜか涙がでてしまうのは世界共通なんですね。

最後は別れの曲を通し演奏させていただきました☆



次回放送は3/4(月)です。小倉さんが恋クラに復帰されます☆ゲストはチェリスト辻本玲さんです✨

 

もしよかったらおやすみになる前にどうぞ☆


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☆最後までお読みくださりありがとうございました☆