goo blog 投稿 2009-07-07 12:23:46
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さてさて、先週は、大変でした。
実際、ＮＹで何があったか、オーナー マイルスに止められてたので、
前回の日記では、あえて詳しく書かなかったのですが、当のマイルスが
自分のブログに詳しく書いてるので、興味のある方は、そちらをご覧ください。
▼New York "Miles' Cafe"のとても残念な報告
http://blog.goo.ne.jp/milescafe/e/4b604c92ecc7808454a6a90f3d1a0661
で、そんなことがあっても、私の立ち直りは早いです。
マイルスが日本への飛行機に乗っている間に、
こちらで、NYの、日系または日本人担当者のいる不動産業者を調べ上げ、
一気に物件の問合せの連絡を入れました。
この4か月、いろいろと勉強になりました。
不動産業者は、日本人、ユダヤ人、アメリカ人、と、数社のお世話になり、
「やはり、地元の業者がいいでのは？」
「ビジネスにおいてはユダヤ人が素晴らしいよ」
「言葉が通じることが大事」
などなど、いろいろな方の意見を聞きつつ、なかば、恐る恐る
業者を知り合いに紹介してもらったりしながら、物件探しを行なってきましたが、
わかったことは、
「遠慮してる場合じゃない。攻めていかなきゃ始まらない。」
で、やっぱり、ＮＹで10年以上がんばってる日本人プロフェッショナルは、
頼りになる。（たまに例外あり）
もうさっそく、問い合わせた数社から、お返事がきています。
何社も対応していると、文面や、案件へのアプローチの仕方で、
人柄や力量が読み取れますが、
今回、信頼できると判断される方が、何人かいらっしゃいます。
やはり、不動産取引も人対人。
会社の大きさ云々よりも、いかに素晴らしい人に出会えるか、
相手の状況を鑑みながら、仕事に対し、真摯な姿勢で取り組む人に出会えるか。
とはいえ、もちろん、どれほどの経験値とテクニックをもつか、は、大事な要素ですし、
人柄がいいだけでは、ＮＹでライブハウスの物件をまともに見つけ出すことは困難です。
コミュニティボード、ゾーニング、リカーライセンス、近隣騒音問題、ダクト設置問題、
許認可問題、等々、とにかく、ライブハウスは、普通のオフィスやレストランとくらべ、
クリアしなければならない問題が、しかも、滅法面倒で困難な問題が、
オープンまでの段階でいくつもあり、よほど商業物件を扱いなれている業者でなければ、
そのポイントさえつかめず、的外れなことになってしまう。
実際、そういう業者が、これまで数件ありました。
今の私の目的は、ＮＹに「マイルス・カフェ」をオープンさせること、ですから、
集中して本件に当たっていますので、飛躍的に知識と経験値が上がってきます。
とにかく、一度私が引き受けたら、その目的を遂行するのが、私の特技ともいえる特殊能力。
これまで3年間やってきた、池袋「マイルス・カフェ」のライブブッキングをはじめとする
マネージャー業務は、後任の飛田氏に教え、引き継ぎつつ、また、池袋本店の
統括としての業務も遂行しつつ（屋台骨を崩すわけにはいかないですから）、
ＮＹ「マイルス・カフェ」を来年4月、遅くとも7月には、オープンさせます。
物件を決めたら、その後のやるべきことも、見えてますが、楽なことは何一つありません。
ＮＹ店の内装、音響、防音工事、ステージ作り、楽器、調度品の手配、
ブッキング、集客、広報、飲食メニュー、そして、従業員の手配、
諸々の仕入ルートの確立、経理・納税関係、保険関係、許認可関係、
地元のネットワークづくり。
音響や内装、経理、許認可、料理などは、それぞれのプロの力を借り、
ブッキングは、地元のミュージシャンの力を借り、自分でやることは自分でやり、
そのうえで、すべてを統括していくのがマネージメントディレクターとなった
私の仕事です。
でまた、これが楽しいっていうのが私の性分。
おっと、そうそう、オーナーのマイルスは、大きな方向性を示すのが、彼の仕事ね。
これが、私にとってはとても大事。でもって、彼の私への励ましと笑顔が、これまた大事。
ボスを喜ばせたいから、やってるようなもんです。
っていうか、この日記、もう、私の備忘録のようになってます。
人に読ませる気ないでしょ、ってくらい長いです。
最後まで読んだ方、疲れなかった？
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追記： 2022.5.19.15:27
上記本文中の
▼New York "Miles' Cafe"のとても残念な報告
http://blog.goo.ne.jp/milescafe/e/4b604c92ecc7808454a6a90f3d1a0661
は、2022.05.19現在、既に削除されています。
実際には、2回目に物件を見に行った時、のちにオーナーとなる人が、掃除してました。
「誰？ここは我々が契約予定の物件だ」
というと
「は？ここは、もう我々が契約済みだよ」
との返事。
驚き慌てて、不動産会社に連絡して乗り込んだけれど、前の担当は出てこない。
別の人が現れて、「あなた方には何の権利もない」と説明されました。
ＮＹ出店計画、最初のショックでしたね～～～^^