名曲シューベルト「即興曲第4番Op.90-4」で、まさかのOssiaを発見(笑)。校訂者は左手の魔術師と称えられたゴドフスキー。

20世紀初頭のピアニストは、このような即興的なパッセージを加えたものでした。

運指や、演奏へのアドバイスも添えられており、学習者への配慮が見られる優れたエディションです(IMSLPで入手可)。




ゴドフスキーといえは、ショパンのエチュード「革命」を左手だけで、「黒鍵」&「蝶々」エチュードを同時に弾くような!超絶曲ばかりを作ったイメージがあるかと思いますが、指を鍛える基礎練習曲、子供のための連弾曲も沢山書いており、教育者としても素晴らしい功績を残しています。

その魂は、弟子で名教師のゲンリッヒ・ネイガウスに受け継がれています(リヒテル、ギレリスの師匠で、ブーニンの祖父)。

私たちの連弾セミナーでは、ピアノテクニックの向上に最適な、ゴドフスキーの連弾曲も取り上げました。

ユーモアある楽しい作品です♪

私(山口)の師匠の系譜をたどると、ゴドフスキーがいるので、今後も熱くご紹介したいです!

人物写真はゴドフスキーとチャップリン。