今年のショスタコーヴィチ生誕120年を記念し、"幻の連弾版"とも称される、ショスタコーヴィチ《交響曲第4番》のピアノ連弾編曲より、第1楽章の強烈なフガート部分と、第3楽章の演奏動画をYouTubeに初公開しました。
2019年に出演させて頂いた「アレクセイ・スルタノフ記念コンサート」での演奏です。第3楽章は異なるアングルでの2つの動画です。YouTubeリンクをコメント欄に記載しましたので、どうぞご覧ください。
第1楽章 フガート部分
「珍曲祭」にて日本初演の映像
ピアノ連弾編曲は、ショスタコーヴィチの弟子アトフミヤンによるもので、使用した楽譜はソ連時代の1969年に出版された初版。その後再版されることなく、現在では大変貴重な“幻の連弾版”とされています。
1961年には、指揮者コンドラシンがこの連弾版を研究し、長く封印されていた交響曲第4番の世界初演実現へとつながりました。この連弾版は、作品復活の歴史を支えた重要な資料でもあります。
交響曲第4番ハ短調op.36は、1936年に完成しながらも、当時の社会情勢の影響により初演が取りやめとなり、約25年もの間眠り続けた作品です。その後、1961年にコンドラシンによって世界初演され、現在ではショスタコーヴィチの創作の転機を示す重要な交響曲として高く評価されています。
先日には、NHK交響楽団が約20年ぶりにこの作品を取り上げ、その演奏が放送されるなど、改めて注目を集めています。
私たちは2019年8月、「珍曲祭」において、この貴重な連弾版で全楽章を日本初演しました。第1楽章の演奏動画をこの時の演奏です。オーケストラ版とは異なる響きによって浮かび上がる、ショスタコーヴィチ《交響曲第4番》連弾編曲版の魅力を感じていただければ幸いです。
そして7月19日(日)、東京・タカギクラヴィア 松濤サロンにて開催するリサイタルでは、ショスタコーヴィチ自身によるピアノ連弾編曲版《交響曲第11番「1905年」》より演奏いたします。
作曲家自身がピアノ連弾へと再創造した貴重な編曲版を、会場で体感いただけましたらこの上ない喜びです。
日時:2026年7月19日(日)
タカギクラヴィア 松濤サロン
開場 13:30 開演14:00 料金¥5,000
(全自由席 50名様限定 1ドリンク付)
チケットは、こちらタカギクラヴィアさんのサイトにてお求めいただけます。

















































