今回の旅行で見学したかった即身仏。
即身仏とは、飢饉や病に苦しむ人々を救済する為に、
自ら土中に入って仏となる「即身仏」
いわゆるミイラです💀
日本国内に十数体現存するといわれる即身仏。
そのうち羽越圏には6つの寺院に7体安置されています。
お伺いした寺院は、酒田の海向寺
ここは全国で唯一、2体の即身仏が安置されています。
呼び鈴を鳴らし、中に入ると担当者の方が説明してくれます。
写真は撮れないのですが、綺麗な即身仏です。
即身仏になるには、山に籠り、1,000日~5,000日かけて
五穀を断ち、山草や木の実だけの木食行を行い、肉体
の脂肪分を落とします。
死期が近づくと、土の中の穴に籠り、息絶えます。
そして3年3ケ月を経てから、即身仏として安置されます
掘り起こされてそのまま」ということではなく、若干の手当が
施されるのですが、中には状態が良くなく、当時の技術では
努力のかいが実らない人もいたそうです
いくつも見るものではないかもしれませんが、一度は
人々の苦しみを救うために自らの身を捧げた聖なる仏様
をご覧頂ければと思います。
https://sakata-kankou.com/feature/sokushinbutsu/top
住所:山形県酒田市日吉町2-7-12
電話番号:0234-22-4264
拝観時間:9時~17時(11月~3月は9時~16時)
拝観料:大人400円 小中学生200円
休館日:1月1日~3日、火曜