衆議院解散が報じられた本日、キリンとサントリーの統合話が報じられた。
一流企業同士の統合である。前期の決算は両社とも黒字。
国内市場が縮小していく中で、今後の生き残りをかけた統合である。
将来を見越した前向きな統合である。
ひとごとではない。
小職の会社は食品業界ではないが、国内市場が縮小していく中で大きな
飛躍は望めない。
10年くらい前から中期計画で国内市場が縮小していく中で、グローバル
企業を目指そう!などという言葉が並んでいたが、現在その成果は出て
いない。
しかもその成果が出る前に、縮小している国内市場で金融危機のおかげで
さらに縮小した。
昨年は赤字。今年度は我慢の年ということで、目標を前年90%で組み、
費用や人件費などもそれを前提に組んだが、その前年比90%の目標でさえ
まったく届かない状況である。
要するに目の前の年の数字が行かないので、四苦八苦しているのが
小職の会社である。
黒字のキリンもサントリーも本当にさすがである。
経営学的には当たり前のことかもしれないが、黒字なのにそのような判断
をするところが、うらやましい。
国内市場の縮小は深刻である。
今後食品業界だけではないだろう。
自分の価値を高めて、今後何が起こるか分からない社会で生き残れる
よう頑張っていこう・・・・とこのニュースも聞いて思った。
ちょっとまじめな内容でした。それだけ自分には大きな出来事。