皆さん、こんにちは。
今日も寒かったですね。月曜日の朝はもっと寒いそうですので、身体を冷やさないようにして下さい。
随分前から、娘に”スケートに行きたい!”と言われていて、先日、このさむ空の中行ってきました。
私は、足が痛くなるし、変な筋肉痛になるのが分かっていたので(去年も行きました)、”今回はママ見てるね”と言って滑るのは何とか免れました。
しかし、、
朝10時から滑り始め、途中20分ほど休んだ後、3時までノンストップで滑り続けました。
その後、私は仕事があるので、”帰ろう”と言ったのですが、”まだ滑りたい”と言い、仕方がなくパパとバトンタッチしたのですが、帰ってから何時まで滑っていたのか聞くと、なんと、6時まで滑っていたそうです。
何を言いたいかというと、
子供は楽しければずっとそれを続けられる
ということです。
よく、家でずっと歌を歌っていたり、音楽をかけて踊ったり、本を止めるまで読んでいたり、なんていう事ありませんか?
本当に好きなんですよね。
バレエも同じです。
踊ることが好きな子は、少々めちゃくちゃでも自分で創作して家で踊っていたりしていることがあったりするのでは?
その気持ちこそが大事なのです。
子供の時の、踊るのが楽しい という気持ちがバレエを続けていける強さへとつながって行きます。
そして、楽しい=上手になりたい、あんなバレリーナになりたい、あんな役を踊ってみたい、など。
の感情が生まれ、それが自主性に繋がっていくのだと思います。
先日、NHKで元女子バレーボール日本代表の益子直美さんの特集をしていました。益子さんは今、”怒らない教え方”というのを実践しながら子供達にバレーボールを教えています。
ご自身は子供の時に、かなりスパルタでバレーボールを教えられて来たそうです。でも、今から思うとその時の自分はいつも、怒られるんじゃないかと思い、委縮してしまい実力を発揮できていなかった、とお話していました。
だから、子供達には、”勝つためには自分達はどうしていけばいいのか”疑問を投げかけて子供達に自ら考えさせ行動できるようにさせてあげたい、
というようなことを言っていました。
私も大変共感しました。
先生の中には、厳しくすることも大事だという先生もいらっしゃると思います。確かに、それも大事だと思います。
ですが、
頭ごなしに怒ったり、指摘したりすると、その時言われたことは出来るようになっても長い目で見たときに、自主的に成長していくのは難しいのではないかと思うのです。
ですので、私も子供達を教える時には押さえつけるように教えるのではなく、楽しい、という気持ちがなくならないように教えています。
ただ
、楽しいの中でもメリハリが大事です。そうでないと、ただ楽しいだけで終わってしまい、進歩がありません。
そこで、子供達とはこんなことを約束しようとしています。
◆クラスの時間は精一杯やる!
◆先生が話している時は、キチンと聞く姿勢で!(バーなどに寄りかからず、真っすぐ立って聞く)
◆挨拶・返事はキチンとする。
です。
あとは子供達とコミュニケーションを取りながら、この子は今、バレエのどんなことに興味を持っているのかな?ということをキャチし、そこから、”そうなるためにはこういうことが大事なんだよ。”と伝え、自分でやっていく力を引き出して行きたいと考えます。
ご家庭では、
良いバレエをなるべくたくさん観せてあげたり、
音楽を常に流してあげたり、
してあげて下さい。
『好きな音楽があり、それに乗って身体が自然と動く、から
踊り心が生まれるのです。
その心がダンサーになるためには何より大事です。』