ピルエットを回る時に大事なこと。 | バレエがもっと上手くなる!トウシューズの立ち方・踊り方

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皆さん、こんにちは。
 
今日は暖かくて過ごしやすかったですね。☀
 
でも、明日から徐々に気温が下がり、日曜日~火曜日は雨か雪になる可能性もあるらしい😣です。
 
お天気が不安定なので、怪我など体調管理に気をつけて下さいね。
 
 
 
さて、
 
今日はピルエットについてです。
 
 
ピルエットについては皆さん色々疑問があるかと思います。
 
 
そして、このように文字で説明しても実際には体で覚えて行くものなので、読んだからと言ってすぐに出来るようになるわけではないですが、
 
知っていて、それを毎回のレッスンでやってみよう!と思っていたら、少しずつでも上達すると思いますよ。キラキラ
 
 
『ピルエットに大事なこと。』
 
星①プレパレーションを正確に。
アンデウォールでも、アンデダンでも、骨盤が左右均等になっていて、お尻が真っすぐ下に降りていることが大事です。(5番ポジションのデミプリエと同じですねニコニコ
 
お尻が引けてると、アンデウォールの時は、大体の人が回り始めにかかとを引きます。そして、アンデダンの時にお尻が引けてると、軸足で先に立ってしまい、パッセが遅れるので、タイミングがずれて回れません。
 
 
星足に乗らない。
ルルべで立った時に足に乗らないように気を付けてください。乗ってしまうと、回っているうちにルルべから落ちてしまいます。
 
そして、パッセで回る場合はパッセをしっかり軸足につけましょう。離れていると、中心が分散してしまってバラバラになってしまいます。
 
練習の仕方
下矢印
両手バーで、
5番でルルべに立った時に一番高いルルべで立ったら、その高さのままパッセまで持って行きます。その時に重心が落ちないように、軸足に乗らないように気を付けましょう。
 
そして、両手をアンナバーにしてバランスを取る練習をします。足に乗ると、ルルべが低くなったり、グラグラします。
 
アンナバーの手が落ちないように、体幹でバランスを取ります。
 
この感覚をピルエットの時も使えるといいですね。
 
星パッセは無理に開かない。
皆さん、ピルエットの時に無理にパッセを開こうとしますが、そうすると、股関節がしっかり屈曲できず(パッセが上がらない)、軸足にひっかけてパッセをしてしまうので結果的に回転がうまく出来ません。
 
大事!
下矢印
回る、ということは、一つのタイミングで集めてくる必要があるので、プレパレーションから中心を通って真っすぐパッセに上がれば、プレパレーションが正確に入っていれば、すでにターンドアウトしているのでそのままパッセに持っていけばいいのです。
 
よくクルクル回る男性ダンサーがいますが、そういう方を見ると決してパッセを無理に開いていませんね。
 
星首を固めない
先生によっては、顔を残してください、と仰る先生がいらっしゃいますが、私は振り向いてください、の方です。
 
例えば、
 
シェネやフェッテなどで回転が何回も続くときは、常に前に振り向いて行って続けていきます。ですので、普通のピルエットの時も同じと考えます。
 
 
でも、回るときだけ意識をして首をつけるのは難しいですね。
 
普段のレッスンからこんな事を心がけましょう。
心がけること。
下矢印
向きが変わる時は、身体を動かす前に顔をその方向に先に向けてしっかり見ましょう。
 
例えば、
 
バーレッスンでストュニューをする時は必ず顔を先に後ろで向かせて行きます
 
こうして常に行く方向へ顔を向けて行くことを意識しながらレッスンすることで振り向くことが自然に出来るようになると思いますよ。
 
星フィニッシュは真っすぐ正確に降りる
せっかく回れても終わりがガタガタだと綺麗ではありません。終わりが大事!です。いつも正しいポジションに降りることを意識するようにしましょう。
 
 
まだまだたくさんありますが、基本はこんな感じでしょうか。
 
しかし、
 
大事なことは、
 
キラキラピルエットも踊りの中にある一つのパに過ぎません。回れるに越したことはありませんが、あまり回ることに固執せず、質を高めていきましょう!