こんにちは!
12月に入ってますが紅葉が見れて、
寒くなってきたとはいえ、まだ本格的な寒さでは無い今の時期、
結構好きです(^-^)
さて今日は最近たまたま重なってお客様からご要望頂いたり
ご提案している「造作家具」について
書いてみたいと思います!
そもそも「造作」(ぞうさく)って建築業界では良く言うのですが、
造作とはなにかと言うと、
「大工さんが現場で作る物」です!
なのでオーダー家具では無いんですね。
結構ごっちゃになってるケースもあるのですが、
「現場で大工さんが作れる家具」が 造作家具で、
「家具屋さんが工場で作る家具」が オーダー家具といった感じです。
こちらの記事でも少し書いてました↓(^-^)
めちゃくちゃざっくり言うと、
造作家具は予算を抑えたい時に採用する事が多くて、
オーダー家具は細かい納まりや素材に拘りたい時に採用します。
要は、大理石やメラミンを使いたい場合は現場でカットしたりできないので、
必然的にオーダー家具になって、
木材でOKであれば現場で加工してもらいやすいから造作に出来るといった感じです。
素材に違いが出てくるので、金額にも影響します。
以前リノベさせていただいたこちらの物件の
ヌックのソファは木なので造作。大工さんに作ってもらって、
座面のクッションの中身はまた別の内装やさんで、座面のカバーはカーテン屋さんの椅子の張地から
選んでます。
サイズも素材もデザインも好きなように出来るので、
オーダー家具といえばオーダー家具なのですが、
誰がつくるのか?が違ってくるので、
業界用語的には
「造作」と「オーダー」はわけて考えてます。
予算と使える素材と、トータルの見た目とをうまくコントロール
しながら考えてデザインしています(^-^)
ちなみにうちのこのディスプレイ用の棚も造作。
大工さんに木で作ってもらって、
上から塗装しています。
やはり予算はいくらでもあるわけでは無いので、
基本的にはどうすれば「造作」でつくれるか?
ということをまずは考えて、
それでもご要望や使い勝手として難しい場合、
オーダーになるといったケースが多いかなと思います。
造作家具でも出来る事は沢山あります!
いつも大工さんに助けられてばかりですが、、
予算と見た目と使い勝手のバランスは永遠のテーマですかね、、
その物件、お客様にとっての最適解を見つけられるよう頑張りたいと思います!
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