漫才協会を知るには、東洋館で漫才大行進を見るのが一番。
私はそう思うので、興味がある人は誘って連れて行く。
実際に贔屓を見つけたり、リピーターになった人も少なくない。
実際に近くでしっかり見られる東洋館は良い劇場だ。
また、芸人も客も同じルートで出入りするので距離が近い。
内海桂子師匠、青空たのし師匠、新山ひでや師匠らと色々話したのは懐かしい。
現役でも、感想を聞きに来てくれる様な熱心な人達もいる。
ロケット団、ホンキートンクはあれほどのベテランの実力者でありながら、素人の感想にも真摯に向き合う。
母心の関君もそうだし、素晴らしいと思う。
東洋館という空間は、浅草の喧騒を潜り抜けふらりと入る気軽さがいい。
つくばエクスプレスの駅ができて、昔の寂れた味わいこそ無くなったがそれも良い。
東洋館の舞台で見る師匠たちは本当に活き活きしている。
漫才大行進。
時間が取れれば、私は何日か続けて見にいく。