先日おせつときょうた君の独演会に行った際に、おせつ君の別ユニットの仲間と少し話す機会があった。

平井君と言う人物。

興味を持ってYouTubeでコントや朗読劇を観た。

実に面白いと思った。

 

昨今、M -1の成功もあり、短時間に詰め込む漫才やコントが多い。

それはそれで良いのかも知れないが、演芸としては好ましくないと思っている。

短距離走のみが陸上競技では無い、というのと似ている。

マラソンに適性のある選手に100メートル走をさせるのがナンセンスであるのと同じ。

マラソンの才能はマラソンで伸ばし、活かすのが良いに決まっている。

 

短時間でバタバタする若手が増える中、この大人のお笑いは違う目線で活動している様に見える。

知的で、考えさせて、大人がくすりと笑う様な。

そんな笑いを具現化しようと試みているのではないか。

独自の視点で研鑽する若者が非常に頼もしい。

出来れば会場で観たいと思った。

 

おせつときょうた君のゲストで出ていたロケット団に対しても深い敬意を持っていた。

真摯に学び、楽しむ。

今後の活躍に期待したい。